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復興物語

「今からどうしよう。物理はねばねばして、ほぼ通らない」


 考えていると、思い出したように、かばんの中を探り話しかける。


「地上班と、空中班、あのスライムについての情報を下さい」


 すると無線から、男性の声が聞こえる。 


「地上班、あのスライム属性は水毒(ウォーターポイズン)と呼ばれるスライムで、弱点は火と風のどちらか、そしてあのスライムの中には、亜人がいる。十二分と注意することが良い。 

地上班から以上だ」

 「空中班、ここから右へ進んだら、山が見える。その山の頂上には、小屋が建っているそこに移動せよ」


 無線から声がし、その指示に従うと、言ったとおり山が見え、警戒しながら山に登る。と再び無線から指示がでる。


「魔物はいないから、安心しそこ左進み、後はずっと直進」


 指示に従い進んでいくと、真っ直ぐな道に出る。そこを忍者のごとく気配などを消した状態で、進み頂上へついた。


「やっと頂上到着、全体が見下ろせて良い場所です。ありがとうございます。」


 その次の瞬間、森の方から、大きな爆発音が鳴り響くそして、白い煙が浮き上がる。


「これはいったい 」


 そして再び無線から報告がくる。


「森にいた、スライム達の半分以上は、今の地震と爆発で撃滅に成功した」


 その報告受けて一安心するも、ちょっと嫌な予感も感じてしまった。


「後何匹くらい、残ってますか?」

 「残り5匹、そのうちの3匹は瀕死状態だから時間の問題だ」


 森にいたスラト達に大きな変化が起きようとしていた。


「スラト無事か?」

 「大丈夫だ、かすり傷程度すぎない。それより、他の奴等はどうした」


 その質問に対し、亜人だと思われる人間は、暗い顔で報告する。


「ここまでにたどり着くまでに、全滅した残りだ。そのうち、3匹は助からないだろ。」


 亜人の男は、怒り悲しんでいた。


「約束してくれないか?ベルク・ヴァルリットはスラトの剣で盾となろ。俺が力尽きようとした時は、俺を食べてくれないか?」


 ベルクはスラトにお願いに、肩を軽く叩くスラト。


「わかったそのかわり、俺がもし先にやられたら、食べる条件なら飲もう」


 そして二人は、手と手を取り扱い山の中に進み出す。


「スラトに聞く、あの子の実力はどのくらい強かった」

 「リーシャはな、はっきりは言えないが強い」


 話をしながら、森の中を進む。

途中くらいに達しすると、ベルクは一旦動きを止め、スラトを抱えだしながら、走る。

走りながらスラトガ聞く。 


「ベルクどうして、逃げているんだ」

 「相手は岩流(がんりゅう)一網打尽(いちもうだじん)にするつもりだ。」


逃げてから30秒程度だろうか、言った通り、木をも巻き込む岩流が迫ってくる。


「加速 スラト高速魔法を俺に頼む岩流が迫ってくる」


すごい勢いで迫ってくる、岩流から逃げるが二人は、岩流に巻き込まれる。そして勝負は一旦終わりを告げた。

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