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最終試験

「海の物、たくさんゲットできました。問題は、置場や保存方法ですね…」


 その時突然、家具など必要な物が落ちてきた。何が起きたのか、わからないでいた私にそこにテリアが現れる。


 「リーシャちゃんが必要なものをリュックの中にあるノートに書いたら、自動で転送されるよ」

 「分かりました。そうさせて頂きます。ありがとうございます」


 ノートの説明聞いた私は、リュックサックから一冊のノートを取り出し、必要な物を書き出す。


 「あっ。最初一週間言ってたけど、10日くらいに変更されるかも。そこまでに、もっと強くなっていてね」

 「分かりました」

 「では頑張ってね。それから魔法の調整も出来るように、してね」


 そう伝えて、また何処かに消える。


 「ではご飯食べますか?」


 海で取った魚や茸を炭火で焼く。

その焼いてる時間で、木に向け魔法を撃ち込む。


 「風断(ウィンドウカッター)


 一本の木は、刀で切られたくらいに、綺麗に切断されていた。


 「次は風剣(ウィンドウブレード)


 風剣を触った時、不思議そうな顔を浮かべる。


 「これは…?魔力流してないのに剣から魔力が感じます」


 たくさんの木に向け、魔力の風を飛ばすと、たくさんの木がバサバサと落ちる。


 「え?……これは一体…。」


 その時、光の精霊アスカが言った意味を理解した。


 「後はご飯食べに行こ」


 実力もわかったのか、一度ご飯食べにいき、無人島、2日目の朝御飯に行く。


 「頂きます!」


 炭火で焼いた、魚を一口食べる。


 「んっ……。この魚美味しい。次は茸を頂きます!この炭火で焼いた茸も美味しい」


 炭火料理が全て、美味しくて完食する。 


 「全部食べました。お腹いっぱい」


 お腹いっぱい食べ、満足そうな顔をする私。海に向け魔法弾を撃ち込む。その威力は、波風だったのが、突然台風に変貌を遂げる。


 「この島を、壊滅、出来るように頑張ります」


 剣に魔法弾と、同じくらいの魔力を流し込んだまま、横に振った瞬間、前とは違うことがわかった。その一撃で海は、大寒波を向かうことになってしまう。


 「あっ!やってしまいました。大丈夫です。まだやれます」


 自分自身を信じ、目の前にくる大寒波の音や、臭いを感じとり、そして一撃を与える。


 「光剣(ライトブレイド)


 剣に魔力を流し込むと、剣から

導かれるように照らし、縦に一撃与えると、大寒波は消滅し光りの道が出来るくらいの威力が放たれた。その魔力に気づいたのかまたテリアが現れた。


 「この魔力、何事」


 その一撃で、島が半壊してしまった。


 「すみません。海に向け一撃放ったら、こんなことに」


 それを聞いたテリアは、予測していた様子でいた。


 「これにて無人島生活の最終試験を与える。うーん…そうだな…。こいつを倒せたなら私達の指導を始めるとしよう。」

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