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建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~  作者: ヒロノF
第19章 土の国ヒュプノベルフェ探訪・アルトラの解呪編
554/583

第544話 満員電車の洗礼

 土の国(ヒュプノベルフェ)第二首都ルガイア――


 ここは第一首都アーテラスの外周に存在する街々の総称。第一首都の中心百キロより外側、ドーナツ状になったところが第二首都に当たる。

 私たちは【ゲート】にて第二首都内の馬車ターミナルにやって来た。


「ここが土の国か。タナカが埃っぽいと言うからどんな過酷なところなのかと思ったが、想像してたより都会だな。アルトレリアよりよほど都会ではないか。――」


 そりゃ新興国の町と古来から存在する街比べるのは失礼だろうよ。


「――これなら火の国の方が埃っぽいぞ」


 と言うか火の国の時に最初に訪れたのは首都じゃなくて、地方の漁村だったしね。それに砂漠だから埃じゃなくて明確に“砂”だったし。

 もっとも……火の国の首都ではほとんど行動できなかったから、どんな街だったかも分からないけど……


「馬車が沢山走ってるッスね! 痛てててっ! 目に砂が!」


 馬車で巻き上げられた砂も飛んでくる……


「常日頃に渡って、採掘や発掘作業が行われているので時折砂嵐が襲います。注意しておいてください」


 みんな油断しているため、タナカさんが気を引き締める。

 砂で涙目になりながらもナナトスが別の乗り物に注目する。


「あ! あれはなんスか?」


 ちょうど電車が駅へ停止するのが遠目に見えた。


「あのような鉄の乗り物は風の国の壁を走ってるのを見たぞ? あの時は聞こうにもみんな渋い顔しておったから聞けんかったが……」


 フレアハルトは風の国を囲んでいる岩壁を走ってる登山電車のことを言ってるんだろう。

 あの頃はジャイアントアント発生の件でみんなピリピリしてたしね……聞ける雰囲気ではなかったかも。まあ……私は平然とキノコ岩からの景観について質問してたが…… (第447話参照)

 あの時登山電車を目にしなかったが、フレアハルトは既に見かけていたんだな。


「大体同じものって考えて良いかな」

「あれに乗れるんスか!?」

「はい、目的地は郊外にあって電車で行くのが効率的ですので」

「おお! 俺っち電車なんて初めて乗るッスよ! アルトレリアにも作った方が良いと思うッス!」

「もちろん考えてはいるよ。ただ技術者のアテが無いからまだまだ先になるだろうけど」


 アルトレリアに電車を作るとなると、また雷の国に協力をお願いすることになるだろうけど……

 金額が物凄いことになりそうだから、それはまだまだ当分先になるかな。


「では駅に参りましょう」


 六人でゾロゾロと移動。

 あ、横断歩道や信号までちゃんとある。いや、まあ水の国も雷の国も馬車がそれなりに多かったし普通に街中にあったのだが、当たり前過ぎて目を向けなかったらしい。

 駅や乗り合い馬車ターミナルなんて水の国や雷の国では行かなかったから、この世界に来て初めて見たし。


 駅で電車に乗るのにタナカさんの説明を聞いていたナナトスの質問。


「切符? 何スかソレ? お金払うんじゃないんスか?」

「お金払って切符買うんだよ」

「何でわざわざそんなもの買うんスか? 普通にお金払ったら良いじゃないッスか」

「一人しか居ないならそれでも良いけど、ズラっと並んでたら時間かかっちゃうよね? だから予めお金を払っておいて、すぐにさっと通れるようにしておくのよ。売上を計算するのも枚数数えれば良いだけだから楽らしいしね」

「へぇ~、なるほど~」

「ムラマサ寺院へは千百ストルンですね」

「じゃあ二人ともはい、お金」


 この二人は多分ストルン通貨に換金してないだろうし、千ストルン札を渡す。


「あ、ああ……これが外国のカネか」

「それでどうすれば良いんスか?」

「壁際にある自動券売機にお金を入れて購入します」


 二人ともタナカさんに促されて券売機に向かうも……すぐ戻って来た。


「買い方が全然分かんないんスけど……ボタン多過ぎッスよ!」

「こんなにボタンが多いのはアルトレリアにも無いぞ? アルトラ、やってくれ」

「俺っちも頼むッス」


 二人とも渡したお金を返してきた……


「はいはい……しょうがないなぁ……」


 見たところ券売機の形は日本のものとそう変わらないように見える。ただ、今の日本の駅にあるようなものではなく大分昔見たものに似てる。これならカイベルに聞かなくても大丈夫そうか。


「よろしければ、私が人数分買ってきましょうか?」


 タナカさんが申し出てくれた。


「そうですか? じゃあお願いします」

「俺は逆方向だから無用だ」


 と、フィンツさんは断った。


「どうぞ」


 戻って来たタナカさんから切符を受け取る。

 改札に立つと駅員が手をこちらに向けて何かを渡してくださいというような仕草。


「何だ?」


 あれ? 自動改札じゃないな……どうしたら良いんだ?


 ちょっと進むのを躊躇したところカイベルから促される。


「アルトラ様、駅員様に切符を渡してください」

「え? ああ……」


 言われるがまま切符を渡すと――


「良き旅を」


 ――という駅員さんの一言と共に、改札鋏(かいさつばさみ)で切符の一部を切られ、穴の開いた切符が返ってきた。


「…………あ! これ昭和を紹介する映像で見たことあるわ! これが改札に居る駅員の謎の行動の正体だったのか!」


 物心着いた時には既に自動改札だったから切符を切られる経験なんて初めてだ! まさか地球以外で経験することになるとは!

 臨時会談でもコンピューター分野は地球人の方が上って話をしていた、ここのシステムも日本より少し遅れているからだろう。 (第291話参照)

 あと数年もすれば自動改札に進歩してるかもしれない。

 まあ最近の地球では、ICカードとかで改札に切符すら通さないことが増えたけど……


「切符ってヤツ、穴開けられて返ってきたッスけど……どうするんスかねコレ?」

「穴が開いてしまっておるし、もうゴミではないのか?」


 と二人で話し合ってるのが聞こえ、このままでは捨てられかねないと慌てて近付く。


「ちょっと二人ともソレ捨てないでよ? ゴミを返して寄越すわけないでしょ? 行った先の駅で回収されるから電車に乗ってる間は持っておいて。無くすと同じ金額をもう一回払わないといけないから」


 酷いと無賃乗車を疑われる可能性もあるしね……


「なに!? もう一回払わせられるのか!? 一度払っておるのに理不尽だな!」

「その穴の開いた切符は、『その駅から乗りましたっていう』っていう証拠だから、無くしたら場合には証明ができないから仕方ないのよ」


 ここは最初の駅だから良いが、乗った駅が分からないと下手したら膨大な金額払わされることもあるって聞くし……


「ほう……なるほどな」


   ◇


 改札を通過、ここでフィンツさんとはお別れ。


「じゃあ俺は逆方向だからここからは別行動だ。集合時間は明日の二十時にここの駅前広場で良いんだな?」

「はい」

「待ち合わせ時間を一時間過ぎても来ないようなら置いて帰ってくれて良い。俺はアルトレリア行きの商人でも探してのんびり帰るから」

「大使館を伝って連絡いただければ迎えに来ますけど?」

「お? そうか? じゃあ場合によっては連絡させてもらうよ」


 そう言葉を残して、逆側のホームの方へ歩いて行った。


「さて、私たちはあっちへ行きましょう」


 ホームに行って電車を待つ。

 乗り場は早朝にも関わらず大量のヒトでごった返している。この国には太陽が無いから早朝とかの概念は無いはずだが、流石に二十四時間動けるはずはないため、毎日六時頃が始発らしい。


「それで、電車ってのはどれッスか?」

「今出発したばかりだし、ちょっと待たないと来ないよ。あと六分くらいだってさ」


 ホームを見回してみると土の国とあまり関連性の無さそうな種族が沢山居る。

 人間に近い亜人から、犬型・猫型・ウサギ型・牛型・馬型などなど多種多様な獣人、風の国に居そうな翼人・鳥人・ヘルヘヴン、ゴブリン・オーガのような鬼人、水の国に居そうな半魚人(サハギン)、多種多様な精霊、アルトレリアでは滅多に見かけない蛇人・カエル人・トカゲ人、妖精や小人を肩に乗せてるヒト、亡者らしき人などなど。


「何か……種族のバリエーションが凄いですね……アルトレリアも色んな種族が来るようになったけど、ここまでではないですよ。普段からこうなんですか?」


 タナカさんに聞いたところ、


「いえ、普段は土の国由来の種族くらいしか利用しません。多分彼らの行き先も私たちと同じでしょう」


 ってことは彼らも解呪、もしくは仏像見物を目的で行くヒトたちなのか?

 『翼人や鳥人は飛んで行った方が気分的にも楽なんじゃない?』と思ったところ、思った通りその混み具合に電車に乗るのをやめて飛んで行く者も居る。電車賃を払ってしまった手前、どちらにしようか迷って相談している者も。

 もっとも……飛んで行くより電車で行った方が遥かに早く着けるだろうが……


「もう少し時間が進むともっと人数が増えます」

「えっ!?」

「ですので運行が開始される始発に乗るように早い時間の集合としたのです」

「な……なるほど。超満員の電車には乗りたくないですしね……」

「ただ、始発には間に合いませんでしたね。気を取り直して次に乗りましょう。ああこれを言うのを忘れてました。皆さん、降りる駅は『ムラマサ寺院前駅』と言います。そこに着いたら電車を降りてください」

「そ、それはどこで分かるのだ?」


 少々緊張しているフレアハルト。こういった想定外が起こりそうな状況では、割と緊張しいである。


「車内アナウンスで言ってくれます。『次はムラマサ寺院前駅~』などというように」

「聞き逃したらまずいッスかね?」

「迷子になるかもね」


 これは全員に魔力マーキングしておいた方が良いな。ヒトの波に流されてはぐれてしまうこともあるかもしれない。まあマーキングが及ばない範囲に行ってしまっても、カイベルが場所を特定できるから問題無いか。


「二人とも、もし別の駅で降りちゃった場合は動かずにそこに居て。【ゲート】で迎えに行くから」

「う、うむ……」

「フレハルさん大丈夫ッスよ~、アルトラ様たちが出て行くのを見てれば良いんスから」

「そうだな! アルトラを見てれば良いだけの話か! 簡単なことだ」


 緊張するフレアハルトに対して、ナナトスはいつものように気楽に考える。

 果たしてこの満員電車の状態で私の行動がきちんと把握できるだろうか?


 そして時間が経過……

 ナナトスにはあと六分と言ったものの……そこから五分過ぎても……


「時間通りに来ないわ……」

「時間通りに来る電車に慣れた私たちには違和感に思えるかもしれませんね。地球でも日本という国が特殊なだけですので、魔界ではどの国に行ってもこんなものですよ」


 確かに、ナナトスやフレアハルトの様子を見ると時間の遅れを特別気にはしていない。それどころか乗るのを楽しみにソワソワ、あるいはワクワクしているかのようにも見える。

 この場で時間の遅れに共感できるのは私とタナカさんくらいのもののようだ。


   ◇


 そして少し予定の時間を遅れて電車がホームに入って来た。

 ホームに並んでいた多種多様なヒトたちが一斉に電車になだれ込む。

 あっという間に電車内がパンパンの状態に。


「うわ……苦しい……」


 ヤバイ……自分の背が低いことが頭から抜けてた……ヒトの波に埋まる……


「み、みんな居る?」


 と問いかけてみるものの……


「アルトラどこだ!」

「アルトラ様~どこッスかぁ!?」


 案の定、バラけてしまった……

 しかも私の背が低過ぎて彼らから私は見えていないらしい。こっちからも見えんけど……

 そうだ! 【分身体】をスライム状にしてどっちかに貼り付けておけば良いんだ! もう片方はカイベルに何とかしてもらおう。


 魔力感知で三人の場所を探る。

 凄い人口密度……この満員電車の中から三人の場所を特定しないといけないのか……

 集中してようやくカイベルを特定。極小のスライム状にした【分身体】を放ち、まずは彼女に貼り付いた。

 本体(わたし)の居る場所からでは、分身体とカイベルの会話は聞こえないが――


「カイベル、駅に着いたらナナトスを引っ張り出してあげて」

「了解しました」


 ――分身体は私と思考回路が同じだから、多分こんな感じの会話をしていると思われる。

 カイベルへの伝言が終わったのか、次はフレアハルトの方へ移動し肩に貼り付いたのを背伸びして必死に確認。


「うお!? 何だ!?」


 という声だけ聞こえた。突然スライム状の何かが肩に乗って来たから驚きの声を上げたらしい。

 その後からの声は聞こえないから想像だが――


「私、私、アルトラ」

「なんだ、アルトラの分身体か? 驚かすな……」

「目的の駅に着いたら教えるからそこで降りて」


 ――というような会話が成されているはず。


   ◇


『次は~、ムラマサ寺院前駅~、ムラマサ寺院前駅~』


 心配に反して、何とか全員目的の駅で降りることができた。

 フレアハルトとナナトスは既にぐったり。駅のベンチに座って息を切らせて天を仰いでいる。


「電車からの景色は楽しめたかしら?」

「そんな余裕など無かった……も、もう二度と乗りたくない……」

「お、俺っちもッス……」

「あなたたち普段体力お化けなのに、何でこの程度でぐったりしてるの……」


 この二人は、一日中力仕事した後でも疲れを感じさせないくらいに体力がある。細身だったナナトスも最近はガッシリしてきた。


「あの電車とか言うヤツ、アルトレリアにあると便利って思ってたッスけど、前言撤回するッス……アルトレリアには作らなくて良いッス……」

「いやいや、それは後々作るのはほぼ確定だから……町に電車走ってると便利だし」

「何でお主らは大丈夫なのだ!」

「そりゃまあ経験があるからとしか言えないけど……毎日乗ってりゃ慣れるわ」


 でも、満員電車は毎日乗っててもキツいものだったなぁ……特に変な体勢で乗ってしまうと、ずっとその体勢で次の駅まで行かないといけないからもう最悪!

 久しぶりに味わった……

 二度と経験したくないと思っていたのが、まさか異世界で経験することになるとは……


 感慨に浸っていると、タナカさんからもっと過酷な時代の話が出て来た。


「私が生きていた時代は、あの程度ではありませんでしたから」


 と答えたタナカさんに対し――


「「 はぁっ!? 」」


 ――天を仰いでぐったりしていた二人が突如身体を起こして驚きの顔を向ける。


「さっきのより酷い状況があったんスか!?」

「死なぬか!?」

「とある国の昭和という時代なんてあんなもんではなかったですよ。通勤ラッシュ時は毎日乗車率二百パーセントとか三百パーセントとかが当然の時代でしたから……」

「そ、それはどういう状態なのだ……?」

「『もうこれ以上入れない』っていうところへ無理矢理大勢の人を押し込むような状態ですね。通称『押し屋』という、電車の出入り口からはみ出した人やら物やらを押し込むアルバイトがあったくらいで、フレアハルトさんも仰る通り下手をすれば死人が出るレベルです」


「「「 えっ!? 」」」


 今度は私まで変な声を上げてしまった。


「私の生まれるずっと前では『圧死アワー』とかいう言葉が存在したそうですから」

「あ、圧死アワー……? 『ラッシュアワー』じゃないんですか……?」


 『圧死アワー』なんて聞いたことないぞ!?


「比較にならないですよ。通勤ラッシュ時に怪我人がいなかった時には新聞記事になるくらいでしたから」


 酷ぇ時代だな……いや、むしろ元気があった時代と言い換えるべきか……


「私が地球で死んだ頃にはピーク時よりは多少緩和してきてましたが、先ほどの満員具合程度ならまだ可愛いものです」


 流石にそんな時代は経験していない……


「で、電車内で圧死なんて……恐ろしい時代ですね……」

「あ、一応フォローしておきますけど、そういう風に揶揄された言葉ということですよ? 実際に圧死した人が居たかどうかまでは知りません」

「あ、そ、そうですよね。電車で圧死だなんて……」


 流石に本当に圧死することは無い……よね?


「想像しただけでゲロ吐きそうッス……最近アルトラ様の所為で、体調が悪いってのがどういうことか分かってきた気がするッス……」

「ムッ……別に私の所為ってわけじゃないでしょ……!」


 確かに偶然血清の精製手伝ってもらったり、満員電車に揉まれたり、刺激が強いところに行ってるかもしれないが、そもそもナナトスは自分の意思で同行してるわけだし。


「カイベルさんも大丈夫なんスね……さっきは手引っ張ってくれてありがとうございますッス」

「私も…………通学で慣れてますから」


 今一瞬変な間があったな。

 カイベルが地球でどんな生活送ってたかなんて細かく設定してないから、通勤にするか通学にするか逡巡してたのかもしれない。AIに迷わせてしまったか……


「さ、少しは休めたでしょ? 早く行きましょうか」

「も、もう行くのか?」

「もう少し休みたいんスけど……」

「早く行かないと列の後ろの方に並ばないといけなくなるから。どんどん後列になっちゃう。さ、立って立って!」

「へぇい……」

「仕方ない……」


 ノロノロフラフラと立ち上がり歩き出す二人。


「ここからムラマサ寺院は目と鼻の先ですから」

 『改札ばさみ』や『圧死アワー』のことを書きましたが、私自身経験していないので間違ってるかも?

 一応検索して調べてはいますが、どこか間違いがあれば指摘いただけるとありがたいです(^^)


 それにしても『圧死アワー』だなんて、恐ろしい時代ですね……

 さすがに本当に圧死した人なんていませんよね……?


 次回は4月28日の20時から21時頃の投稿を予定しています。

  第545話【クジ引きとゲテモノ料理の多い露店】

 次話は来週の月曜日投稿予定です。

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