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建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~  作者: ヒロノF
第18章 発展のアルトラルサンズとその影編
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第537話 拘束のカーデュアル

「おお、アルトラ、どこへ行っておった? その者たちは誰だ? そっちのヤツはドラゴンか!?」


 フレアハルトらがリーヴァントの家の前から移動してきており、強盗団の捕縛作業に当たっていた。


「今回の親玉と黒幕だよ。樹の国へ逃げ帰ろうとしたから捕まえて来た」

「イエロードラゴンか? 初めて目にするが随分大物が居たのだな……そっちが自在に身体の大きさを変えられるとかいう巨人か? 死んでおるのか?」

「いや、まだ生きてる」

「我は黒焦げの状態がよく分からんが、その状態で生きておるとは相当タフだな」


 レッドドラゴンは炎に入っても燃えないから、焦げてる状態がどれほど深刻かよく分からないのかもしれない。


「早く治療してもらわないとすぐにでも死ぬ状態だよ。フリアマギアさん!」


 私の声に気付いて近寄って来た。


「お疲れ様でしたアルトラ殿。…………だ、誰ですか? このヒトも黒焦げじゃないですか!? 治療班早くこちらへ! すぐにアスク医院へ運んでください!」


「「「 はい! 」」」


 タイランテスは治療班が連れて行った。


「このイエロードラゴンは何ですか? 雷の国に多く生息するとされていますが、珍しいですね。何でこんなところに?」

「カーデュアルです」

「えっ!? これがカーデュアルさん!? エールデさんから彼は竜人(ドラゴニュート)って聞いてましたけど?」

「どうやら騙してたみたいです。コイツは誰も信用してないようで、自分が動きやすいように手の内を明かさず活動していたようですね」

「そ、そうなんですか……それでアルトラ殿が彼を拘束したってわけですね?」

「はい」

「分かりました、こちらで引き取ります」


 すぐさま【影縛り(シャドウ・バインド)】の上から樹魔法で縛って拘束した。


「それじゃああの黒焦げのヒトは……もしかして頭目ですか?」


 イエロードラゴンがカーデュアルだと判明したため、黒焦げがタイランテスであることを察知したらしい。


「そうです」

「黒焦げにしたのは……アルトラ殿ではないですよね? あなたがやったにしては過剰攻撃なように思えます」

「はい。やったのはカーデュアルです。私を狙ってタイランテスを巻き込んだ非道な攻撃を……その結果がアレです」

「なるほど」


 こっちからも聞きたいことがある。


「それで……エールデさんと黒焦げだった守護志士たち三人はどうなりましたか?」

「エールデさんは一命を取り留めましたが……左目は失ってしまうかもしれません」

「治癒魔法でも無理なんですか?」

「現時点では何とも……眼窩(がんか)の骨が崩れてしまって元の位置に定着しないのでそのまま視力を失う可能性があります、確率は半々というところでしょう。三人の方々は厳しいですね……死んでなかったのが不思議なくらいですから、今日明日が生死の分かれ目でしょう」

「そうですか……それで、今後の計画はどうなってるんですか?」

「指揮官のエールデさんが重体なので、ここからはエトラックさん指揮の下、樹の国の監獄へ護送します。元々強盗団だった者たちとその幹部以外の寄せ集めは、途中にある彼らの出身の村や町で解放という感じですかね」

「解放!? 解放するんですか!?」


 犯罪者なのに!?


「ゼロ距離ドアの強奪は未然に防げましたし、本来の強盗団もこの場にいるメンバーに限っては一網打尽にできました。ただ、捕まえるにしても流石に多過ぎますので今回寄せ集められた比較的罪の軽い者で部隊長を務めていた者以外は、魔力紋を採って解放します。魔力紋を採っておけばまた罪を犯した場合に特定が可能ですので。まだ試験段階ですが、試験と実用も兼ねてそういった運用をしたいと思います」

「あ、ああ、そうですか……」


 (そそのか)されたとは言え、一時的にも強盗団の一員だったヤツが今後またアルトレリアに入って来られるのは困るなぁ……


「また、今後アルトラルサンズに対して迷惑かけるわけにはいきませんので、解放の際に約定(やくじょう)魔法で誓約させます。誓約内容は『今後十年はアルトラルサンズの土地に踏み入ることができなくなる。その間に罪を犯せば更に十年追加』、誓約によるペナルティは『アルトラルサンズに足を踏み入れようとした場合に全身に麻痺が発動して動けなくなる。樹の国へ戻ろうという意思を持った場合に解除される』と、そんな感じでどうでしょう? 彼らの罪は(そそのか)されたもので軽微と考えますので、ペナルティは生命に関わるものとまで考えなくても良いと思うのですが……?」

「ああ、はい、それで結構です」


 十年この地を踏めないならまぁ……


「ではそういう誓約をもって解放します。…………ああ、そうだ! 今回の懸念点を言いそびれていたのですが……」


 フリアマギアさんが難しい顔で話し出した。


「懸念点?」

「魔道具『変身リング』についてです。今回は作戦に組み込みましたが、()(やみ)()(たら)に使わない方が良いと考えます」

「なぜですか?」

「あのリングで変身すると、見た目だけとは言えその姿は本物と遜色ありません。他人に変身してその人物を簡単に陥れることができてしまいます。何せ髪の毛一本入手できればその人物に変身可能ですから」

「あっ!」


 確かに! 全く気付いてなかった……


「変異魔法を使える者は少ないながら存在するので、工作員によるそういった成りすましで相手を貶める事態は、どこの国でも稀に起こります。しかし、この魔道具はそれら工作員より更に危ないのではないかと考えられます」

「同じような能力持つヒトは居るのにそれより危ない? 何が違うんですか?」

「それは魔法解除効果が効かないところです。銀石の粉を振りかけても変身解除がされなかったところを見るに、恐らく【魔法解除(ディスペルマジック)】も効果が無いでしょう。腕輪を袖などで隠されていた場合、魔法効果解除できないと本物と判断される可能性すらあり得ます。つまり(おとし)めたい相手に変身して悪事を働けば、簡単に周囲への不信感を植え付けることができ、対象を失脚に追い込むことができるというわけです。特に現在のようにこの魔道具に関しての知識が皆無な状態だと、本物と断定される確率は限りなく百パーセントに近いでしょう」


 そんな大きい欠点があったとは……


「この魔道具で救いだった点は、一回の効果時間が短かったところくらいでしょうか。これがもし変身していられる時間が数時間のように長い時間だった場合、相手を(おとし)めるのに十二分な時間となります」


 軽々しく創ってしまったが、使い方によってはかなり危ない魔道具だな……

 もし国のトップとかに変身しようものなら、乱心に見せかけて失脚させられるってわけか。


「この魔道具ってこれ一個以外に発掘されてたりするんですか?」

「い、今のところ見つかってません」

「きっとそれらの懸念点が考慮されて量産はされなかったんでしょうね。私の頭程度で欠点に気付くくらいですから、こんなもの作れる古代人が気付かないわけないですし」


 創った本人は全く気付いてませんでしたけどね……

 私はそれを聞いて類似の魔道具は創らないようにしようと胸に誓ったよ……


「では、厳重に封印しておいてください。また、もし同じようなものが発掘されたならそれも同様の処置をお勧めします。もし運用しなければならない事態になるなら、発信機を付ける改造をしたり、制限時間を設けてその時間までに戻らなければ捜索部隊が出動するくらいのことをしないといけないくらい危ないと思っています。持ち逃げされて他国にでも流出したらかなり厄介なことになりかねないですよ」

「わ、分かりました。今後は使わないようにします」


 【亜空間収納ポケット】に入れて、もう出さないようにしよう。


「でも、それを何でわざわざアドバイスしてくれるんですか? それこそ『研究したいから』って言って持って行っちゃえば樹の国の物にすることだってできるのに」

「そうですね~……あなたを好きになったからって感じですかね」

「え゛っ!?」


 突然何言ってんだ!?


「ああ、LOVE(ラブ)の方じゃなくてLIKE(ライク)の方ですよ。私の知らない刺激を与えてくれるので、あなたと話してると楽しいんですよ。そういうわけなんで管理は厳重に」


 LIKE(ライク) (好き)と言うよりはFAVORITE(フェイバリット) (お気に入り)なんじゃないかと思うんだが……


「わ、分かりました……でも、変異系魔道具は樹の国でも研究されてるって言ってませんでしたっけ?」

「もちろん、懸念点を全部クリアした上で運用する予定ですよ。また、一般には絶対に流出させないよう対処します。それは我々の国の問題ですのでこれ以上は言えません。もっとも……この『変身リング』と同じ精度の変異系魔道具なんて現状では再現不可能ですけどね」


 話し終えたその時、カーデュアルが目を覚ました。


「あ? 何だこれは!? なぜ拘束されているんだ!? すぐに解放しろ!! そこのお前! 早く拘束を解くんだ! 私はエールデ部隊の副長だぞ!!」


 近くに居た守護志士隊員に命令する。


「我々はドラゴン形態(その)の姿を存じ上げませんので仮に貴方をカーデュアル副長だと思ってお話します。それはできません。エトラック副長から『拘束を解いてはならない』とのご命令ですので、それ以上の階級の方からのご命令でなければ、貴方の拘束を解くことはできません」

「ふざけるな! 私は貴様らの上官だぞ!?」


 随分乱暴な口調だ。もはやなりふり構わなくなってきてるな……


「くそっ! 役立たずどもが! 万全な状態ならこの程度の拘束訳もないのに! 後で全員黒焦げにしてやるからな!! 覚悟しておけよ!!」


 温厚な面だけを知っている隊員たち、噂を聞いたことがある隊員たちからはそれぞれ懐疑的な声が上がる。


「あれが本当にカーデュアル副長なのか? 随分口汚く罵るじゃないか……」

「表ではにこやかな顔をして、裏では違う面を持ってたんだな……」

「噂では何人もヒト殺してるって聞いたぞ?」

「さっき聞いた話だけど、エールデ官長をやったのはカーデュアル副長という話だぞ?」

「本当か!? だとしたら立派な背任行為だな……」

「そ、そんなわけないって! 副長は竜人(ドラゴニュート)なんだろ? どう見たってドラゴンじゃないか!」


 彼がドラゴンである事実を隠していた所為か、目の前に居るイエロードラゴンがカーデュアルであることを半信半疑に思っている部下が多いようである。

 そんな中、カーデュアルが私に気付き目線を向けた。


「あ! 貴様ッ! アルトラ!! 喰らえ!!」


 カーデュアルの口が光り輝く。


「えっ?」


 アレって……フレアハルトがブレス吐く時に似てる……


「目が覚めていきなり攻撃!?」


 カーデュアルは明確に私を狙っている。球形に圧縮されプラズマの球体のような雷のブレスが吐かれた!

 あれは多分着弾した時点で周囲ごと感電死させるタイプの攻撃だ!


 不意の攻撃に周囲への対策が取れず、防御して弾こうと両手を前に差し出したところ、エトラックさんが私の前を塞いだ。


「ちょ、危ないですよ!」

「大丈夫、任せてください」


 エトラックさんが雷獣人形態に変身したと思ったら、脚に雷エネルギーを溜め、雷球を上空へ向かって蹴りつけた! そしてそのまま雷球を追いかけ、右手を突き入れる。

 雷球は上空でエトラックさんの身体に流れ込み、激しく発光。数秒後に光が収まる。


「くそっ! エトラック……余計なことをしやがって……」


 悔しがっているカーデュアルをよそに、周囲の隊員たちが慌ながらも一斉に動き出した。


「く、口を縛れ! これ以上何もさせるな!」


 とりあえずの処置としてカーデュアルの口に縄をぐるぐる巻かれ、開けないようにさせた。


「むぐぐ! むぐぐ!」


 この期に及んでもまだ何か言おうとしてるらしい……

 凄く自己主張が強いわ。


 少ししてエトラックさんが着地。

 どうやら黒焦げとか火傷のようなものは無いようだ。


「アルトラ殿、申し訳ありません。拘束しているのでもう何もできないと思っていましたが……」

「いえ……私も失念してました」


 上位ドラゴンはブレス攻撃があることを考えて口を塞いでおくべきだった。

 周囲にとばっちりが行かなくて良かった。


「それより、さっきの雷球は触れて大丈夫だったんですか?」

「はい! ご心配には及びません! 俺は元より雷を糧にする獣人ですから。あの程度の魔力の塊ならむしろエネルギーになったくらいです。もちろん多過ぎればエネルギー過多で焼け焦げてしまうかもしれませんが」


 もしかしたら、エールデさんはカーデュアルの悪い噂が流れた時点で、彼への対策を講じていたのか?

 だから直属の部下二人が雷使いだったとか?

 いや~、エールデさんは内通者だと話した時も多少驚いてたし流石に考えすぎか。偶然の可能性の方が高い。


「これからカーデュアルには人型に戻ってもらいます。あの姿では護送するにも不便ですので」


 その言葉の後、拘束魔道具を持ってカーデュアルの下へ移動するエトラックさん。


「さて、カーデュアル、同僚をこんな形で捕まえなければならないのは残念だが、お前を樹の国へ犯罪者として移送する。今俺が手に持っている魔道具には身体を小さくする効果と人型に変身できなくなる効果があるのは、守護志士に所属していたお前なら知っているよな? ドラゴンのまま拘束されるか、人型になってから拘束されるか選べ。十数えるまでに人型にならないようならドラゴンのまま拘束させてもらう。その後は二度と外すことはないことも付け加えておく」 (これ以上の拘束魔道具の詳細については第326話参照)

「むぐぐ……」


 渋々という具合に人型形態になろうと煙が噴出されカーデュアルの姿が煙に隠れた。が、その最中――


「ん!? うむむっ!! うむむむむぅぅっっ!!」


 ――と言う叫び声にも似た苦しそうなうめき声。


「何だ!? どうしたんだ突然叫び声のようなものを上げて!?」


 煙が晴れると一応人型には変身できたものの、酷く疲弊し顔面蒼白で脂汗をかいている。

 人型に変わったために、口に巻かれた縄と樹魔法による拘束は自然に解かれていた。

 そして次の瞬間――


「ゴハッ!!」


 ――その場にうずくまり大量に吐血。


「吐血!? ど、どうしたと言うんだ一体……?」

「……ハァ……ハァ……ハァ……い、痛い、ハァ……ハァ……は、腹に激痛が走った……くそっ! ……これが例の魔道具の欠片というやつか……」


 恐らく、さっき私が埋め込んだ斬治癒(きりちゆ)丸の欠片が変身に際して大きく移動し、彼の身体の中を(えぐ)って回ったのだろう。

 『ドラゴン形態 ⇔ 人型形態』と変身をする時は大きく体組織が動く (と私は思っている)ため、それによって欠片が体内を傷付け回復しながら動き回ったため、激痛に襲われたのだと思われる。

 これで彼は痛みを恐れておいそれとドラゴン形態に変身はできなくなると思う。もっとも……捕まって状態固定の魔道具をはめられてしまえば変身はできなくなるのだろうが……


「……ハァ……ハァ……も、もう諦める……れ、連行なりなんなりしてくれ……」


 変身時に相当の激痛があったのだろう、一瞬虚ろな目で観念した表情を見せた。

 が、私への明確な敵意……いや殺意は隠せてはいない。

 その後私をしっかり見据えて『この欠片を取り出したら覚えておけよ!』とでも言いたそうな目つきをしている。


「あ、あのドラゴンは本当にカーデュアル副長だったのか……」

「そ、んな……本当に副長だったなんて……」

竜人(ドラゴニュート)なんて、最初から嘘吐いてたんだな……」

「今後悪事がボロボロ出てくるかもな」


 イエロードラゴンが本当にカーデュアルの真の姿だと分かり、部下たちが思い思いのことを口にする。

 中には信用し切っていた者もいるようで、落胆する隊員も……

 そんな中、カーデュアルへの処理を終えたのか、エトラックさんがこちらに近付いて来た。


「アルトラ殿! 今回の作戦はご協力いただき、官長のエールデに変わって深く感謝いたします。これ以上の迷惑はかけられませんので我々は帰国の準備が出来次第ここを発とうと思います」

「はい、こちらこそこの地をお守りいただき、ありがとうございました」

「つきましては、重傷の者と治療に当たる隊員のみもうしばし留め置いていただけるとありがたいのですが……」

「はい」

「では馬車を置いて行きたいのですが、それも許可いただけますでしょうか?」

「はい、構いません」

「ではしばしの間ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します」


 エールデさん他複数人の怪我人が出たものの、この時点では誰一人死ぬことなく騒動は終わりを迎えた。

 この後、重傷者とその治療に当たる隊員を残し、宣言通りにその日の午前中に護送の馬車はアルトレリアの地を出発した。

 タイランテスは強盗団の頭目であるものの、怪我の度合いから動かせるような状態ではないと判断されたため、アルトレリアで治療し、ある程度回復したら樹の国の牢獄へと護送される予定だそうだ。

 彼は最重要参考人であるためここで死なせるわけにはいかないらしく、アスク医院に運ばれアスク先生とネムさん、守護志士の治療隊員が懸命に治療に当たっているそうだ。


 これにて、アルトレリアで起こった強盗団騒動は一応の終幕となる。

 最後まで往生際の悪いカーデュアル。


 あ、そうだ!

 いつの間にか文字数が200万超えてました!

 ここまで追って読んでいただいてる方々、ありがとうございます!(^^)

 想定では300万くらいで完結する予定です。


 次回は3月10日の20時から21時頃の投稿を予定しています。

  第538話【強盗団騒動後日談 その1】

 次話は来週の月曜日投稿予定です。

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