4話 銀髪な鬼妹!?
うーむ、実際に部屋の前に立って見ると改めてドキドキしてくるな・・・。
ガチャリ・・・
ドアを開けて中を見てみると〜・・・
「へぇー、結構きれいだし広いし・・・。それに冷蔵庫や洗濯機とかまである。」
鬼頭さん、ホント揃えておいてくれたんだ。後で感謝してこよっかな。
てか・・・これ、家具類何もいらないんじゃない?
腹も減ったけどなんか疲れたな・・・。寝よっかな?
「って、ん?」
なんか、ベッドの布団がもっこりと。まるで、中になにかあるみたいに膨らんでいる・・・。
これは・・・あれか!?鬼頭さんがなんか置いていっちゃった的な?
それか・・・幽霊とか、ミイラなんてことは・・・ないか。
とりあえず、布団取ればわかるな。
「てりゃっ!・・・・うお!?」
布団を剥ぎ取ってみればなんと中には・・・。
なんか知らない中学生くらいの少女が!てってれ〜♪
「って、てってれ〜♪とか言ってる場合じゃねぇ!!」
とりあえず、観察してみよう・・・。
髪は銀色で二つにしばっている・・・。
顔もまつげが長くて鼻もすらっと伸びてて・・・あれ?結構かわいい?
「困ったな・・・。どうしよう?」
困ったときは・・困ったときは・・・!!
「鬼頭さん〜!!」
そうだ!さっき、自分から困ったことあったら呼べって言ってたし!!
俺はもう音速と同じくらいの速さで鬼頭さん宅に行った・・・。
「ピンポンピンポンピンポンピンポ〜ン♪」
ドドドッ!!
お?なんかさっきもこんなことがあったような気が?
「うるせぇクソ小僧!!普通に呼べねえのか!?」
「そんなことより、鬼頭さん!大変なんですよ!」
「あぁ?くだらねえことだったら、鍋で煮て食うぞ!?」
・・・俺なんか鍋で煮ても旨くねえよ!ていうか、鍋にはいらねえよ!
「なんか、俺の部屋で寝てる娘がいるんですよ!」
ふふふ・・・これは鬼頭さんもびっくりだな。
「あぁ?どんな奴だ?」
「髪を二つで結んでて、髪の色が・・・そう!鬼頭さんみたいなきれいな銀色でした。」
と、言うと鬼頭さんはなんか急に疲れたような顔をしてため息ひとつ。
「はぁ・・・。あの馬鹿・・・!」
と言うと、俺を押しのけて俺の部屋に・・・って、なんで若干怒ってるんですか?
って、置いていかれちまう!
追いつくと、鬼頭さんはもう俺の部屋の中でさっきの美少女となんか言い合ってる。
「おい、馬鹿!なんでこんな場所にいるんだよ!」
「うるさい馬鹿兄!兄さんのところ臭くて死んじゃうよ!」
「臭くても生きていけるだろうが!それ以前にそこまで臭くねえよ!」
・・・?喧嘩ですか?というか・・・兄妹!?
「ぇぇぇぇええええ!?」
あ、なんか今日一番の声が出たかも。
んやー、一日にどれだけ投稿するとかわかんないっすねー。一日に何作も投稿すると品切れになるし、でもせっかくだからたくさん読んでほしいし…。
あ!アクセス解析したら結構な人が見てくれてることがわかりました!
ありがとうございます!
読みにくかったりしたら言って下さいね。時間があるときに直し、次からはそのようにするので。
でわでわ、また次回あいましょう^^ノシ