ゆりの花
掲載日:2012/01/12
百合の花、一輪。
窓辺で揺れる。
雪のように白い花の入った花瓶はガラス製の小さなもの。
傍に座って眺めるあの子。
かわいいかわいいあの子。
アーモンド型の瞳。
ぷっくりとした唇。
白い陶器のような肌。
折れてしまいそうに細い腕。
ゆらゆらと風に揺れるポニーテール。
あの子が、こちらを向いて微笑んだ。
百合のむせかえるような香りが風に乗って届いた。
「枯れちゃうのかな……」
汚れを知らない清らかなあの子は、小さな声でいった。
「この百合もいつか枯れちゃうし。私もいつか枯れちゃうんだ……」
「哀しいの?」と訊くと。
「……怖いんです」
何に怯えてるの?
「うちは枯れないよ。一緒にいられる間はね」
「?」
「人が枯れてしまうのは、誰かと離ればなれに引き剥がされて、心が泣くことすら出来なくなった時だよ」
そういうと、あの子は少し笑って、また百合の方を見た。
「あなたも誰かと引き剥がされたのね。私の傍で生きていく?」
かわいいあの子の言葉に、百合の花はこくりと頷いたように見えた。
あの子は百合と同じ。
白く美しい、清らかな光。
やっぱり GARNET CROWから離れられない!!
百合と由利っぺ。
一時期 この二つを並べて絵を描いてました。
絵になるんです(o^v^o)(笑)
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