キー(音程)について
註)この文章は2021年にツイッターで流したものです。
最近、FFさんとのリプのやり取りでシンコペーションの話で盛り上がりました。
シンコペーションは音楽の技法のひとつですが、ここでは説明しません。それよりもFFさんが持っている音楽への考え方や不満を知ることができてチャンエーはごっつ嬉しかったのです。
なのでこれを読んでいる皆さんも、音楽へのこだわりや質問などがありましたら、ぜひリプにて教えてください。ワシの知っている範囲で回答またはコメントができるかもしれません。
さて、いつものごたる文字数ばかり食ってしまうので、さっそく本題に入りませう。
中古のMTR(録音機材)を安く買うたワシはひさびさに楽曲制作を再開し、自分ですべての楽器と歌を担当することにした、というところまで前回お話しました。
今日は曲が完成してweb上にアップするまでの失敗談、成功談を語ろうかなと。
まずはみんな大好き失敗談から(笑)
自分の曲を自分で歌うと決めた上で最初にしなければいけなかったのがキー(音程)の調整です。
中学のときに作った曲なんかはキーどころか歌い手のことをひとつも考えていないので、とにかく歌える状態にする必要がありました。
なので、あきらかにハイ(高音域)が出ないと感じた曲はキーを下げることに。
そうしてオケ(歌抜きの演奏ひととおり)を完成させたのですが、まだちょっと高かった。鼻歌の段階じゃ気づけない、というのは作曲あるあるです(笑)
仕方ないので頑張って歌ってみました。それが先日アップした「苛烈王ウタ」なのですが、もう声がひっくり返る寸前(笑)
でもそれがワシ的にオモロかったのでOKテイクとしました。
一ヶ所だけどうしても聴きぐるしいところがあり、そこはもうちがう低音域のメロディに差し替えましたが、結果的にその部分もとても気に入ったのです。そんなわけで、この曲は失敗談に含まれないかも(笑)
あきらかに苦労したケースもあります。「MOSAIC」という曲なんですが、さんざんアレンジを変えました。
まず最初は、これくらい(高音域が)出るべとタカを括っていたものが、ぜんぜん出なかった。
この曲はわりとハードでテンポも速い。するとまあ、自分でもびっくりするくらい歌いづらいのです。
でも演奏の録り直しはしたくない。この曲の特徴であるハードなサウンドをボツにしたくありませんでした。