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ハードロック前編

 前回、前々回と2回に分けて自身の音楽ルーツについて語って参りました。

 中学でブルーハーツの音楽に出会いノックアウトされたこと。高校ではバンドを組み、十代後半は洋楽にも手を伸ばすようになったこと。

 で、今回はハードロックとのなれ初めですが、聴いてはいたものの正直あまりピンとこなかったのです。

 最初に、おお、こりゃハードロックだなと思ったバンドは男闘呼組でした。若いかたはご存じないかもしれんなあ……ちなみにオトコグミと読みます。

 いちおうジャニーズなんですよ? まあまあ、TOKIOのように自分たちで演奏するグループのロック版だと思ってください。

 その後にドラッグで逮捕されたメンバーもいたりして、いまはもう存在しないグループですが当時はめっさ恰好よかった。あの「ワル」な感じが堪らなかったですね。

 男闘呼組はサウンドよりもビジュアルに憧れましたが、音の面でワシがハードロックを意識した最初のバンドは人間椅子です。

 イカ天(いかの天ぷらじゃないよ?)出身の彼らはいまだ現役で活躍してます。

 長い不遇の時代を経てこんにち、やっと彼らが評価されるようになりチャンエーも感慨ひとしおであります。

 彼らのサウンドは超重量級で、その高い演奏技術とあいまって、まるで地獄の蓋が開いたときの音のようです。地獄の蓋の実物は知らんけども(笑)

 ラウドネスのアルバムにも衝撃を受けましたね。高2だったワシは彼らがジャパメタの重鎮であることを知らず、元エックスのTAIJIがあらたに加入したバンド、くらいのイメージしかありませんでした。

 ところがその音を聴いてビックリ。とにかくギターもドラムも神技すぎて、とてもマネできそうにない。チャンエー少年には雲の上の存在でした。

 すべてのギターキッズがそうであるように、チャンエー少年もひとつの岐路に立たされます。いわゆるテクニカル系のギタリストを目指すか否か、の選択です。

 答えはすぐ出ました。否、です。

 速弾きを主体としたギターソロにはあまり興味がない。それよりも、もっとムードがあって個性的なサウンドを出したいと思っていましたね。

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