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#Web小説サイトの歩き方  作者: 水乃流


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ノベルアップ過去履歴閲覧機能追加、みたいな

 2022年6月1日、「ノベルアップ+」に過去履歴閲覧機能が追加されました。

 過去履歴閲覧機能とは、2022年1月以降の読書履歴・応援履歴を表示する機能です。現在でも、ユーザーのマイページにある[閲覧履歴]をタップ(クリック)すると、その月の読書履歴や応援履歴が表示されますが、過去の履歴も表示できるようになったということですね。


 過去履歴で表示可能な項目は、読書履歴が「作品閲覧数」「エピソード閲覧数」「閲覧した文字数」「閲覧した作品のジャンル」、応援履歴が「応援スタンプ投稿数」「応援コメント数」「ビビッと数」「応援レビュー投稿数」「付与した応援ポイント」「付与したノベラポイント」となっており、各項目のボタンをタップ(クリック)することで、日別または月別のデータがグラフや表形式で表示されます。プルダウンメニューから「年月」を選択すれば、表示範囲を変更することも出来ます。


※「ビビッと」は、心を揺さぶられた文章に対して送ることができる応援のひとつ。「なろう」の「いいねボタン」や「カクヨム」の「★」のような機能ですが、文章センテンスに対して送ることができます。



 ただし、この機能は「ノベルアップ+」の定額サービスノベパス会員に向けた機能であり、ノベパスに加入しないと使用できません。また、広告ブロックツールを使っていると、ログ取得ができない場合があるようです。


 個人的には、この機能を目当てに月々課金まではしないかな。ヘビーユーザーなら別ですが、自分が読んだ履歴を見ることに価値は見いだせないと思いますよ。


 ここからは少し脱線しますが、ユーザーに定額サービスを使ってもらうと思うなら、もっと(対価を支払っても良いと思える様な)サービスにする必要があるでしょう。一方で、「ノベルアップ+」に限らずWeb小説サイトは、作者が作品を公開することが前提になっているわけで、例えば「ジャンプ+」「ピッコマ」のようなWebマンガサービスであったら、作者の特別イラストプレゼントとか、いろいろ仕掛けることはできますが、Web小説サイトで同じ事はできません。むしろ、作者がストレスなく作品を公開できる場にしなければ作品数は増えませんからね。

 作品を投稿してくれる作者にストレスを掛けること無く、ユーザーがメリットを感じるようなサービスは難しいでしょう。少なくとも、過去の閲覧履歴を見ることができるという機能は、それに値するとはどうしても思えません。


 運営が「いや、使って見れば良いサービスなのだ」というのであれば、もう少しプロモーション方法を考えた方がいいでしょうね。ビジネスの世界では、「まず使ってもらう」ということが大切で、例えば化粧品の無償サンプル、出前サービスの初回無料のように、まず無料で何度か使ってもらうという手法は有効じゃないかと。「カクヨム」の「ギフト」機能だって、全ユーザーに対して使えるギフトポイントを配れば、サポーターになるユーザーも増えたと思うんですよ。トータルで考えれば、大したコストにはならないはずですし。


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