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3年経ちましたけど。(※大分時間進みます。)

もうすぐ、約束をして3年が経つ私は、女性らしさを上げるため、私も色々努力した。



使用人に無理を言って料理も教わったし、掃除だって、絵だって、それにピアノにバイオリン。



色々挑戦して、私の技として身につけた。



これだけの技を身につけても何が女性らしいのか、正直分からなかった。



だから、やりたい事はなんでもやってみる事にして、女でありながら弓矢や剣術、乗馬をやってみた。



やはり、女というのはやっかいなもので、器具が重くて筋肉をいためたり、ちょっとしたことですぐ傷を作ってしまう。



傷は出来るだけ残らぬよう心がけた。



怪我をする度、イアルが会いに屋敷へやってくる。



しかし、私の約束を守るためなのか姿は見せない。



時たま、庭でセルビアと何かを話しているのを見かける。



姿を見せないというのだから、もう少し場所を考えるべきだ、と思いながらも成長し少しずつ、私の好きな20歳のイアルに近づいているのが心が弾む。



時折、イアルはセルビアに笑顔を向ける



胸に何かが引っかかるような痛みは見て見ぬふりをした。



そのうえ、私の見舞いなどではなくセルビアに会うために私を口実としているのではないかと疑ってしまう時もある。



再会する日を楽しみにしているが、その反面イアルの私に向ける好きという気持ちが、なくなっていたらどうしようと不安ばかりだ。



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