第三章 出発
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お風呂の敵
カポーン ,…。今僕はどこに来ているかと言うとお風呂なのである。男だと明かしたにも関わらず、メルに強制的に服を脱がされて入っているのである。今お風呂には僕とメルの二人だけしかいない…
「フウ、いつまで恥ずかしがってるの?早くおいでよ」
とメルは僕にそう呼び掛ける。そりゃ、僕だって男だから女湯に入るのは恥ずかしいに決まってる。
僕がいつまでももじもじしているとついにメルがしびれをしらして
「フウ、いつまでも恥ずかしがってないの!!」
メルはそういい僕を担ぎお風呂に入れようとする
「いやだ、はなせっ!!」
僕は抵抗するがメルには全く効いていない。
「抵抗する子にはわからせないとね」
「メ、メル…ッ…。ヤメロ…ッ…」
そう言ってメルは僕の猫耳に息をかけてくる。僕は力が抜けて抵抗ができない…。
結局お風呂に連れられてしまった…。
「フウ、痒いところない?」
メルは僕の髪を洗いながらそう聞いてくる…。
「う、うん…。うわぁ!?」
「ごめん、ごめん。泡が入らないように必死に目をつぶってるフウをみたら何だか意地悪したくなっちゃって…」
メルが水をかけてきた…。全く酷いものである…。
「フウ、こんどは体を洗わないと,…」
メルはそう言って僕をみる…
「だ、大丈夫。自分で洗えるもん!!」
僕はそう言ってメルから慌てて離れた。
「ふぅ~,…」
体を洗うと僕は湯船に浸かった。やっぱりお湯は気持ちいものである。そこにメルが入ってきた。
「フウ、ごめんね…」
とメルが僕に謝ってきた。どうやら反省しているようである。
「いいよ。許してあげる」
そういうとメルの顔は笑顔になった。やっぱりメルは笑顔が一番である。
20分ほど湯船に浸かり、お風呂から上がった。着ていた服はおばさんが洗濯して渡してくれるそうだ。
その代わり、置いてあったパジャマを着た。メルには丁度良いぐらいだか、僕には大きくて、腕の裾が余っている。僕はそれを我慢しつつ、そろそろ夕食の時間だったのでメルと一緒に食堂に向かった。
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お風呂での話を書きたかったので書きました
ちょっとおかしいところがあったので修正…




