第三章 出発
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モンスターのお出迎え
僕たちはスーさんとロックさんに見送られ村を出た。今日から魔王倒しの旅が始まる…。
とそんなことを考えながら歩いていると、僕には思い出深いやつが現れた…。 そう、ゴブリンである…。
数は3体でそこまで強そうにないが油断してはならない、実際僕はあいつにやられたのだ…。
「メル、攻撃準備」
「わかった」
僕たちは攻撃体制に入った。
「くらえっ。ゴブリンめ」
僕はあのときの怒りも込めゴブリンに猛ダッシュしていく。剣をゴブリンめがけて思いっきり刺した。
「グギァァッ」と声をあげゴブリンが倒れる…。
「あ、あれっ…?」
僕が一突きしただけで、あっさりとゴブリンが倒れてしまった…。あのときの僕は何だったのだろう…。
少し残念だか、勝てたので問題はない…。メルに加勢しようと僕はメルの方を向く…。
「炎」
とメルはゴブリンに向かって火の玉を打っていた…。ゴブリンはメルの出した炎によって燃えてしまった…。
「メ、メル、すごい…」
と僕は驚きのあまりそんな言葉を口にする…。メルは少し照れくさそうに
「そ、そんなことないよ、魔法は誰でも練習すれば使えるようになるし、フウだってやり方さえ覚えれば使えるようになるよ」
と言う。こんどメルに魔法の使い方を教えてもらおう…。ゴブリンを倒し少し安心しているとそれをぶち壊すかのように、巨大なイノシシみたいのが現れた。
「メル、あれ何て言うの?」
とメルに尋ねる。メルは
「あれは、シシーンっていってお肉としてはすごく美味しいの、肉屋では凄い高い値段なんだよ」
と少し興奮ぎみに言う。美味しいお肉なら是非狩るべきだ。僕はシシーンに向かって走り出した。
「くらえっ。」
僕はジャンプをしシシーンの背中を切りつけた。
しかし、でかいからかあんまり効いていないようだ。
「炎」
とメルは僕の後ろから火の玉を放つ、大分シシーンに効いているようだ。するとシシーンが僕に向かって突進してきた。
だか、僕はもうあのときの僕ではない、突進してくるシシーンをジャンプで華麗にかわし、持っていた剣をシシーンの頭に刺してやった。
それが効いたのかシシーンの動きは鈍くなった…。そこをメルは見逃さず、今日一番ではないかと言うくらいの大きい火の玉を放った。
その火の玉はシシーンにあたりシシーンは動かなくなった。
無事、シシーンを倒し肉をゲットした僕たちはまた歩き始めた。
空が紅くなりはじめた頃、僕たちはラッフェル村から少し北に位置する町ペイルへとたどり着いた。
町にはいると町のなかはラッフェル村よりも人が多く賑わっていた。しばらく歩くと宿があった為そこに泊まることにした。僕たちはまだ、弱いからここにしばらく泊まって、強くなることにした。
宿にはいると中からおばさんが出てきた。
「いらっしゃい。泊まるのかい?」
とおばさんが尋ねてきた。メルは
「10泊、二人部屋でお願いします」
「はいよ、10泊で銅貨10枚だよ」
メルがお金を渡すと、おばさんは僕に部屋の鍵をくれた[205]と書いてある。
「ちなみに食堂は下にあるから食べるなら、朝は6時から8時まで、昼は12時から1時半まで、夜は7時から9時までだよ」
「わかりました。ありがとうございます」
メルがそう返事をし僕たちは部屋へと向かった。
部屋に入るとベッドが二つありとてもきれいだった。僕は疲れたのでそのままベットで寝ようとするが、メルが「お風呂に入らないとダメ」と言うのでお風呂に入ることになった…。
僕は男湯へと向かうが、メルに止められてしまった。
「フウ、女湯はこっちだよ?」
このままでは大切なものを失いそうなので、メルにちゃんと伝えることにした。
「メル、実は僕、男なんだ,…」
メルは一瞬驚いたような顔をしたが、
「そうなんだ…。でも、フウ今は女の子なんだし、しかも僕って言ってたり、たまに男口調なところがあったから逆に納得ができたよ」
とメルは言う。どうやらメルは心のもやもやがとれたようだ。メル曰く、例え男であったとしても今は同じ女の子なんだから関係ないらしい…。男だったといってちょっと嫌われるかと思ったがそんなことはなかったので安心した。
僕が頑張って言ったのに結局意味はなく、女湯に入ることとなった。
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男だと明かすのがお風呂だなんてちょっとあれな気がしましたが問題ないですよね?




