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猫耳少女の異世界紀  作者: にゃん☆
~旅への準備です~
10/23

第二章 村の中で

―――――――――――――――――――――――

           日常


 メルの家にきてからもう1ヶ月がたつ、骨折はほぼ治ったみたいでもう動いても大丈夫だそうだ。

 しかしメルは


 「治ってもまだ安心出来ないから、まだベッドで寝てるんだよ」


 とのこと…。僕はいつものように窓の外を眺める…。ほとんどベッドに寝たきりだった為、これが日常となっている。僕の世界でいう雀みたいな小鳥が窓のそばで鳴いている…

 退屈だから僕は外に出ようとする,…。しかしいつも悪いタイミングでメルが入ってくる


 「ちゃんと安静にしてる?悪い子にはお仕置きだよ」


 とメルが言ってくる…。僕は


 「う、うんっ。ちゃんと安静にしてるよ」


 と答える。メルは今の僕にとって都合がわるいのだが、別に嫌いな訳じゃない…。むしろ大好きなのだ。しかもメルと共に魔王を倒しに行くなんて、魔王は怖いけど、旅に一緒に行くことなんてこれ程にない幸せだ…。

 

 「フウ、ご飯だよ~」


 とメルの呼ぶ声が聴こえる…。いつのまにか寝ていて夜になっていた。僕は「うん」と返事をして台所にむかった…。


 夕食はハンバーグだった,…。メルの作る料理は本当に美味しいと思う,…


 夕食が終わると僕は部屋に戻るふりをして外に出ることにした。ちょうどメルは皿を洗ってるから大丈夫だろう…。


 〈ガチャ〉とばれないようにドアを開ける。すると後ろから突然持ち上げられた…。


 「悪い子にはお仕置きだね」


 その言葉で耳がピンと立った。抵抗したが全く歯が立たなかった…。


 「や、やめて、離して……ミギャァァァァッ!!」


 フウの甲高い声が部屋中に響き渡った…


――――――――――――――――――――――――

 メルが、フウのお母さんみたいになってしまいました,…

 

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