キャラクターメイキング
相変わらずの駄文です読んでいただけるとありがたいです。
《ようこそEvolution Job Onlineの世界へ》
そんなAIの声と共に真っ暗な空間に、ホロウインドウと現在の俺が写し出された。
どうやら、このウインドウを操作して俺のアバターをつくっていくらしい。
「顔はいじる気ないし、髪と眼の色だけ変えよ」
そんな感じで、髪は黒のまま腰にとどくまで長くし眼の色をわかりづらいが赤褐色に変えアバター作成を完了した。
《こちらがあなたの固有スキルです。固有スキルを考慮してスキルを選んでください》
どうやらこの『EJO』は、この固有スキルが自分だけの天職を作り出すために必要なのだろう。
そう考え自分の固有スキルを見てみると
「ん?『無限の精神』?」
なにか中2くさいのが出てきたため説明を読んでみると《能力を行使するときにMPの消費を0にする》
「なかなかにチートなんじゃないのか?このスキル」
だが、ここで魔法使いとかで魔法撃ち放題の人間戦車っていうのもやってみたいが、そんなことしたら確実にぬるゲーになるからパス。召喚系は地雷スキルというのが相場だからこれもパス。
そんなかんじで、探しているとあるスキルに目が止まった。
「符術か……よし!決めた」
メインとなるスキルが決まりあとは、流れるように決まっていった。
《では、最後にあなたの名前を教えてください》
アナウンスと共に、ホロウインドウがキーボード型に変わる。どうやらこれで打ち込むらしい。
「えーっと、リアルの方の名前からとって《ハル》でいいか」
俺がそう打ち終えたと同時に
《アバターの設定は以上で終わりです、これで決定でよろしいですか?》
俺は迷わず"YES"を選んだ。
《それでは、ハル様サービス開始までログアウトするかこのまま待機してください》
そういわれ俺は、ログアウトした。
◆◇◆◇◆
「晴明はどんなアバターにしたの?」
「髪と眼の色を少し変えただけ、スキルの構成とかはログインしてからのお楽しみってことで」
「楽しみに待っとくわ」
そんなかんじで、サービス開始前の昼食時に会話をしていた。
「「ごちそうさまでした」」
「よし!じゃあ、そろそろ始める?」
「そうだな、時間的にもちょうどいいし」
そう言って、俺達はそれぞれの部屋に入りログインした。
ステータスは次回から公開です。