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道
パチッ パチパチ
暗い夜。だが魔王を倒したせいか、昨日より空気が澄んでいる気がする。
俺は大きな森の開けた場所で夜を明かそうとしている。焚き火で体を暖めながら横になる。
魔王を倒しても、魔物は減らなかった。あえて言うなら魔王の部下が一定数減っただけで、他の魔物たちはいつもの暮らしをしている。
「果たして魔王を倒したことに意味があったのか」俺はそう思った。
だが今そんなことはどうでもいい。
俺は世界を破滅させるためにどうすればいいかを考える。たとえ今俺の持つ魔力を全て解き放っても世界は壊れないだろう。
!!
いた。
その力を持つやつがいた。
この世界の守護者にして俺の旅をサポートし、俺が死んでも何度も甦らせた 精霊 だ。
これからの目標が決まり、俺は寝ることにした。




