表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旅騎士の遥かな旅  作者: すらいむ N
3 城塞国ハーバーランド
20/34

剣の秘密

こんばんは、夏玉尚です。



この度、体調を崩しまして動けないので執筆の良い機会を得ることができました。



ではどうぞ。

騒がしさから俺は目を開ける。


俺が居るのはどうやら建物の中・・・いや城の一室のようだ。


天井の装飾が城の中だと言うことを表している。

周りでは負傷している兵士や騎士がベッドに横になり、負傷していない兵士たちがせわしなく動き回っている。



「お目覚めでしょうか?この度の活躍、国中に知れ渡っておりますよ。」


兵士の一人が俺の横に来た。手には仲間を看病するための道具がある。


「そろそろ起きるか・・・ぐっ!」


全身が痺れている。あの黒い状態は体に大きな負担をかけるようだ。


「大丈夫ですか?」


兵士に支えられて体を起こす。なんとかベッドから下りて立ってみるものの普通に歩けそうにはない。

そして腰に剣がないことに気づく。戦いの最中に落としたことを思い出した。


「俺の剣はどこにある?」


兵士に聞いてみる。


「剣・・・ですか、見てないですね。」


申し訳なさそうに答える。



バタンッ


「おぅ、やっと起きたか!!剣なら心配要らねぇぜ!」


勢いよくドアを開けて入ってきたのは鍛冶屋のガレッドだった。


「ガレッドか・・・」


剣のくだりを聞いていたのか、と少し笑いながら俺はガレッドを見る。


「お疲れさん!お前の剣がやっと完成したからよ。渡しとくぜ!」


そういうとガレッドは革の鞘に入った両刃の剣を手渡してきた。


「見てみろよ、凄いぜ。」


そう言われ、剣をよく見ると、柄、鍔、刀身、全てが少しずつ変わっていた。


まず、上から加工したはずが、以前より細身の剣になっていた。


そして柄。今までは鉄の柄に握りやすくするための革が雑に巻かれていたものが、白色の柄に、螺旋状の深い溝が刻まれ、握りやすくれているものに変わっている。


次に鍔。こちらも以前は長方形の鉄だったものが形は変わらないが、柄と同じ白色の物質で出来ていた。


最後に刀身。以前は全体が鋼だったところが、平面の部分が柄や鍔と同じ、白色の物質で出来ていて、平面の部分に刻まれた古い文字と長さは変わりなかった。



「ガレッド、この白い物質は何だ?」


「これか、・・・そうだな、まずは加工行程から話すか。」


そう言うと、一息ついて、語り始めた。


「あの村を出てから最初に、俺はこの剣の強度を確かめるためにハンマーで叩いてみた。すると鋼の下に別の物質があることに気づいたんだ。それから慎重に少しずつ鋼を剥がしていったんだ。するとお前の言った白い物質が現れた。石とも金属とも言えないこの物質は今まで見たどれよりも硬かった。だが鋭さには欠けていたから刃の部分には適していなかった。」


「・・・ということは、最初は白い物質が剣全体を覆っていたと言うことか。」


「そうだな、この剣は普通じゃなかった。この剣の秘密はまだ深い。」





そう言うとガレッドは刃の部分をコツコツと指しながら再び説明を始めた。


いかがでしたか?



ではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ