第一話 事の始まり
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「レオン!右!」
レオン
「チッ」
どうしてこんな事になったんだ。
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「セェイヤァ!」
?
「グワー!」
レオン
「また分裂しやがった!」
こいつらは第一何だ?
レオン
「ナイト!戦えるなら戦え!」
ナイト
「そ、そんな事言ったって……」
情けない、足が震えてる。
レオン
「チッ、使えねえ!ハッ!」
?
「キィキィ!」
レオン
「化け物が!くたばれ!」
こんな事になったのは少し前、俺ら騎士団候補生はいつものように、訓練をしていた、はずだった。
?
「ナイト!立ちなさい!その名が傷つくわよ!」
レオン
「ハッ!」
?
「ふしゅー……」
レオン
「よし!一匹潰した!」
レオン
「イタチ!そいつは使えねえ!」
イタチ
「全く!救援は!?」
レオン
「期待しないほうがいいな」
事が起きたのは訓練中。
隕石に似た飛行物体が地上に着陸した。
騎士団の人が確かめに行くと、その物体が口から弾丸にも似た丸い弾を出した。
レオン
「イタチ!シティまでずらかるぞ!」
イタチ
「分かったわ!」
騎士団の人は死に。
その物体はみるみるうちに人型へと変わった。
レオン
「ナイト!行くぞ!」
ナイト
「う、うん!」
イタチ
「ぐずぐずすると後が来るよ!」
後は見ての通り俺達候補生が、化け物と戦うはめに。
この二人は元から優秀だ、成績ならトップクラス。
そいつらと一緒に訓練してる俺だって!武術だけならトップクラスだ!
父親が騎士団だった事もあり、俺に将来立派な騎士団になるようにつけてくれたナイトの名前も、生かせなかった…
イタチ
「どうやら追ってこないようね」
レオン
「助かったか」
ナイト
「……………」
俺達はそのままシティに戻った。
アクエリアスシティ、ここ惑星ベロニカの中でも一番デカイシティだ。
王もここにいる。
門番
「君たちは訓練生の?」
イタチ
「イタチ、レオン、ナイト組です!」
レオン
「緊急事態です!門を開けてください!」
門番
「何があったんだ?」
レオン
「詳しい事は騎士団に話す!」
門番
「わ、分かった!」
門が開いた、生きて帰ってこれた。
僕達のシティに