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詩❲恋愛❳

左から伝わる音 右から伝える気持ち

作者: 日浦海里

あなたの腕の中で眠るとき

好んで左側を選ぶのは

あなたの心を近くに感じられるから


その腕の中で胸に顔を埋めると

温もりと想いに包まれているようで

すごく安心出来る


心が刻む命の音が

私の音と重なって

一緒なんだと思えるっていうのも

理由の一つなのかもしれない



あなたの隣を歩くとき

好んで右側を選ぶのは

あなたのことを独り占めにしたいから


利き手の指をぎゅっと絡めると

あなたの触れるもの全てに触れてるようで

いたずら心と罪悪感を感じる


指先から伝わる温もりが

私の温もりと合わさって

じんわりと熱を帯びていくのも

あなたと一つになれてる感じがする



言葉で伝えてもらっていても

気持ちがちゃんと繋がっていても

あなたと触れ合える幸せは

やっぱり別ものだと思うから


だから、今日も

ちゃんとぎゅってしていてね

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― 新着の感想 ―
[一言]  学生の頃に話を聴いて気にしてみたりもするけれど、自分の身体にフィットする方を選んでしまえば安らぐ事に気付くのです。(笑)
[一言] 左と右とでその意味合いに違いを見出しているのが良いなぁと思いました。 「心が刻む命の音が私の音と重なる」という表現がとても好きです。 言葉も大事ですが、やっぱり触れ合うことって特別なことだと…
[一言]  左と右。単に心臓の位置なのか。  普段は主導権を握っていそうな『私』。  ちゃんと『あなた』に甘えられているようで。  いい関係なのだなぁ、と。  そんな風に感じました。
感想一覧
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