さて、この世界について
「ヒデ、終わったぞ、、何してんだ?」
異形の化け物が運ばれていくのを見送って、同胞はしゃがんで動かない俺に気づいた。
「こいつを見つけた」
俺は硬いコンクリートの上からゆっくりとそいつを抱きかかえたその時、
オギャーッ オギャーッ
赤ん坊は糸が切れた様に突然泣きだした。幸い擦り傷一つ見当たらない。それに安堵しつつ、俺は赤ん坊に話しかけた。
「お前は一体、何に泣いているんだ」
同胞は近づくやいなや赤ん坊が元いた場所を見て、思わず声を漏らした。
「な…ッ……」
赤ん坊のすぐ近くには女性が血だらけでうつ伏せに倒れており、腰から下は近くの崩れた建物の瓦礫に押し潰されていた。すぐ近くにはおそらくこの赤ん坊が乗っていたであろうベビーカーが倒れていた。この赤ん坊の母親なのだろうか。
彼女の最期の姿を見る限り、最後の最後まで赤ん坊に向かって真っ直ぐに手を伸ばしていた。自分の惨状など顧みず、歯を食いしばり目を剥きながらもその瞳にはしっかりと赤ん坊を捉えているように見えた。
きっと、何としてでもこの赤ん坊を殺したかったのだろうと如実に見て取れた。
伸ばしている手には調理用の包丁を握りしめていた。
********************
―21年前―
西暦 2078年
東京都新宿区に何の前触れも無く奇妙な生命体が現れた。その生命体は人間を見るやいなや片っ端から殺し周った。警察等が到着し対応するが、意に介すこともなく、謎の生命体はその警察もろとも殺していった。さらにその謎の生命体は日本中に出現した。
その未知の生命体は二足歩行で人間と形状は似ているものの、全体的には黒く、下半身は黒い毛で覆われていた。上半身には人間と同じ筋肉らしきものがあり頭部には曲がりくねった角が生えていた。顔の部分は濁った緑色の瞳をし、口には鋭い歯がギラギラと見えていた。顔は兎のような形状だ。驚くべきは腕だ。刃物や盾へと自在に変形する。
当時の内閣総理大臣である鳥井成幸はこの事態を受け、驚いていたのも束の間、すぐに伝を出し迅速に対応した。市民の避難誘導、自衛隊の出動、各県への対応、そして他国への協力を要請した。当時、鳥井はこの事態の犯人は他国による仕業ではないかと考えた。しかしアメリカへの協力を要請した際の返答は鳥井の想定外であった。
―我が国でも同じ事が起きている。アメリカだけではない、世界中で同様な事件が多発している―
と報告を受けた。
「世界中で…っ」
鳥井は愕然とした。
もはや原因の見当も付かない。ならばと鳥井は被害を最小限に抑える最善の方法を考える。地下シェルターへの国民の避難はもうとっくに始まってるはずだ、未知の生命体にも自衛隊が対応してくれているはずだ。
しかし
「圧倒的に数が足りない…ッ」
この騒動は日本全域にまで起こっている。自衛隊やレスキュー隊が回らない。それに未知の生命体にも疑問が残る。しかし無い答えを探しても仕方がない。鳥井は他の者達と早急に話し合い、皆に告げた。
「各県警と他の代表の者にも連絡を取れ!全ての自衛隊学校の者にも協力してもらえ!そして重役の保護と国報で国民に避難と対応を呼びかけるんだ!各国にあの生命体をどう対処しているか連絡しろ!!みんな!ここからが正念場だ!この国を守る為に我々がいるのだ!もう大勢の人が被害にあっている!死ぬ気で働け!!」
芯の太い強い声で指令を出していく鳥井はもう一つ指令を出した。
「横山」
「は、はいっ!」
名指しで呼ばれた事に驚いた横山とその部下達はどんな重要な指令が来るのかと胸が高鳴っていた。
「我々全員の家族の安否を確認してもらいたい」
丸山は気付けば不安で涙を流しながら作業にあたる人が多々居た。こんな事態だ、家族が無事なのか不安に思うのは当然である。そして指令を出した鳥井にも愛する妻と娘がいるのだ。きっと鳥井自身も今すぐにでも妻と娘の無事を確認して抱きしめてやりたいはずなのだ。だが鳥井はこの国のトップ、家族ではなくこの国を守る責任が彼にはある。そして横山にも入籍したばっかりのフィアンセが居る事を鳥井は知っている。だから横山にその重役を任せた。
「それは一番重要な仕事ですね」
「そうだ」
横山は涙で濡れそうな顔を頭ごとブンブンと左右に振り回してから、周りの皆の顔を見た。
「任せてください!」
鳥井や他の皆も思わず顔が綻んだ。
「よし!それじゃあ開始!!!」
よく響くその声に突き動かされ、鳥井を中心に他の皆が各々の役割に就いた。これが圧倒的なカリスマ性とリーダーシップを持ったこの国のリーダーである。どんな時でも冷静沈着で聡明叡智。この男が内閣総理大臣になってからというのも、日本にのしかかる数々の問題は解決の一途を辿っていった。だからこそ国民が全幅に信頼を置いている日本のリーダー、それが鳥井成幸という男である。
たが現実というのは残酷に降り注ぐ。
「総理!大変です!謎の生命体に自衛隊の部隊が全滅しました!!」
「なっ…!被害は!?」
未知は恐怖であり無情だった。鳥井にはあの生命体の知識どころか存在すらも知らない。
「総理、死者数が確認できるだけでも3万人を超えました!!」
「もう、そんなに!?まだ1時間も経っていないんだぞ!! 各国から情報はまだ入ってこないのか!?」
故に人類の範疇でどうにかなると勝手に考えていたのだ。
「総理!自衛隊の基地が、基地が壊滅しました!」
「なんだと!自衛隊がッ!通用しない!?」
その生命体は鳥井が想定していた戦力の遥か上を行く戦力を一個体に宿していた。警官の銃など擦り傷にもならない。自衛隊の保有する武器を持ってしても倒せなかった。
「ここも、もう危ないかもしれません!今すぐシェルターに避難を!もう他の大臣は避難しています!!総理!!」
「クソッ…。一体どうなっているんだッッッッ!!!!」
ドンッッ!!
机が壊れそうなほどに両手を叩きつけた。鳥井の手からは血が流れている
皆は静まりかえり目を見開いた。総理が怒涛の声を上げるなどまずないからだ。いつでも冷静で温厚な彼が士気を上げるために出す大声はあれど、怒りに任せた悲痛な叫びなど出すことはなかった。それほどまでに事態は深刻なのだと悟った。それだけに皆は動揺した。
その動揺を一身に受けている鳥井。鳥井はこれ以上ない程に頭を抱えた。被害は増していく一方、自衛隊じゃ太刀打ち出来ない、この国を守れない、、どうすればいいんだ、、総理への重圧が、責任が、鳥井自身を苦しめていった。
鳥井の中の悪魔が囁く
もう総理の皮を脱ぎ捨ててしまえ、全てを投げ捨てて逃げてしまえ。あんな化け物に人類が敵うはずもない。ここにいると、いずれ化け物に殺されてしまうぞ。愛する家族を守れない、もう会えないかもしれない。
恐怖で脚が震えた。絶望に顔を歪ませた。自分も他の大臣達のようにシェルターに行こう。何が悪い、私も1人の人間だ。
鳥井は顔を伏せた。もう無理だと諦めかけたその時、目に映ったのは血が流れている手、その手首にはミサンガが付けられている。娘が編んでくれたミサンガだ。薬指にはとても綺麗な指輪がはめられている。
君の言葉を思いだす。
「私達じゃないわ。貴方が守るべきものはこの国よ」
「…どんなに辛くても、苦しくても、守れなくっても守るの。国民は貴方を信じてる。だから貴方もそれに応える責任があるんだから」
「私達は大丈夫よ。私がこの子を守る、そしてこの子も私を守ってくれるわ」
「そして貴方のことは、私とこの子で守ってあげるから」
君は照れ臭そうに微笑んでいたね。
ドンッッッ!!!!
また大きな音が鳴り響き、皆は一斉に総理の方を見た。鳥井のおでこからは血が流れていた。
「取り乱してすまない、私は大丈夫だ」
一度頭を下げて、そして
「JCAを出動させる」
その言葉に周囲はざわめいたがそれも一瞬。鳥井総理の覚悟を見て皆は了解という返事と共に作業に取り掛かった。
見ててくれよ、沙奈 沙幸。お父さん頑張るから、必ずお父さんがこの国を守ってみせるから。だから、、無事で、、
ガチャッ!と奥の扉が豪快に開いてそこから走りこんできたのは紙を数枚手に持っていた横山だった。膝に手を付いて肩で息をしている。息を整えると鳥井に向かって口を開いた。
「鳥井さん!奥さんと娘さんが――――」
***********************
「ここから鳥井内閣総理大臣は国家最高機密である日本機密軍隊、通称JCAの出動を命じて何とかその化け物を倒した。日本を救った鳥井総理は当時英雄扱いであった、と」
本を片手に次のページを開こうとするその男は大きい図書館で1人、ぶつぶつと呟きながら本に目を通していた。まるで無理矢理頭に入れて暗記するように。そこに1人の男が茶々を入れにやってきた。
「また、その本を読んでるのか俊也、声に出てたぞ」
男は俊也と呼ばれた男の左隣の椅子に座り、会話を続けた。
「しっかり覚えておかなきゃな。それよりやっぱり成幸さんはすげぇよ。21年前の軍事力と科学の力だけでブロッキーを追っ払ったんだぜ? まぁ、一太刀でぶった斬るヒデには関係ねぇか」
俊也は笑いながら煽るように言った。周りの目線が刺さり静かにしろと注意をして秀信は開きかけた次のページを俊也の代わりに開いた。
「今は魔術や魔法がある、科学も常に進化している。そこに書いてある事が始まるおかげで幸か不幸か世界は軍事力にしか目がいかなくなったからな」
21年前の出来事から始まるソレは、人類にとって地獄と絶望の始まりだった。
「黒魔女襲来、か」
俊也は口は笑ってはいるが眉間に皺を寄せ、目は全くもって笑ってなかった。
開かれたページの挿絵には真っ黒いモノを身に纏い、それとは裏腹に真っ白いとても長い髪の女性が描かれていた。
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21年前に世界で起こった未知の生命体による大量殺人事件、先進国や多少なり軍事力を持つ国は被害はどうあれ未知の生命体を追いやったが。発展途上国でも特に小さい国はいくつか滅亡してしまった。
あの惨劇から2日後にアメリカは各国の首脳をすぐに収集して、世界会議が行われた。日本は1番被害が少ないとして鳥井総理に賞賛の声もあったが、極秘に軍を作っていた事が野晒しになり非難の声もあった。しかし、基本的に日本が軍を作るのは数年前の条約の改正もあり許可されているのだ。それよりも核を生産していたロシアと中国に非難の声が上がった。これは世界平和条約に反している。当時、核を扱っていいのはアメリカだけだった。核撲滅への一途を辿っていたはずなのだがこのザマである。これについても議論されたが結論から言うとアメリカが「こんな時に全世界と戦争をしたいのか」と、二国に釘を刺す形で終わった。
問題はあの未知の生命体である。宇宙からの来訪者や他国の実験動物など意見は絶えなかった。しかし回収した生命体の物質には現代の科学では解明されていない物質やエネルギーが大量に見つかった事により地球外生命体、いわゆるエイリアンだと結論付けた。問題は何の為に地球に現れ人を殺すのか目的が分からないまま1度目の世界会議が終わった。
世界会議から5日、あの惨劇から1週間が経って早々に二度目の世界会議が行われた。前回の世界会議では話し合う時間が圧倒的に足りなかった。それも仕方の無い事である。あの事件からまだ2日、自分の国でやるべき事が山積みなのである。なので今回の世界会議ではたっぷりと時間が用意されていた。
午前10時から始まった会議は昼の休憩を挟み、午後に2時に差し掛かった時に正面に位置する扉から息を切らした者が大声で叫んだ。
―大変です!突然世界全体にとてつもなく大きい扉のようなモノが現れました!!―
人類にとって本当の絶望が始まった瞬間だった。
一般に流通されていて、事細かに記されている書物で開示されている情報はここまでであった。ここから一般に公開されている内容は、大まかにただ淡々と記されてあった。そうする理由には、あまりにも人類にとっての悲劇であり心を痛めた者があの時の地獄のような日々を思い出さないように配慮した結果こうなったと言われている。扉が出現してからの日々は人類にとってそれほどまでに衝撃を与えたのだ。
なのでここからは一般に公開されている大まかな歴史を伝えていく。
―魔女大戦―
全世界に突然現れた、黒と金の縁で彩られた両開きする扉は現れてからきっかり1時間後に一斉に開いた。常識を逸脱している。扉の向こうには何処までも闇が広がっているようだった。各国は出現から1時間の間にすでに住民を避難させ対策を打って戦闘態勢に入っていた。
扉が開いてから約20分が経った。扉の中から微かに音が聞こえた。それは次第に大きくなり、扉の中から大量の生命体、いや、悪魔が姿を現した。しかし人類にとって攻撃はせず、綺麗に列を成し並んでいた。全ての扉から出てきたモンスターはそうして空を見上げた。空を見ると何者かが物理の法則を無視して空に立っていた。
目撃情報によると全く同じ者が一つの扉に1人いたという。そして後に分かった事だが、全く同じ動きをしていたのだ。
見た目は女性っぽく、とても妖艶で美しい真っ白な髪を束ねていた。しかし身に纏っているモノとオーラのようなものは真っ黒であった。顔にはローブのような物が掛かっていて顔はよく分からない。
彼女は何かを唱える仕草をすると、空が真っ黒になり闇に包まれた。そして手で「ゆけ」と合図をし漆黒の化け物達は人類に攻撃を仕掛けた。
彼女は後に〈黒魔女〉と呼ばれるようになった。黒魔女とその悪魔達は現実世界ではあり得ない異端な力を使っていた。その力はまるで物語や空想でてくる魔法や魔術等の類に似ていた。いや、実際そうなのかもしれない。その未知なる力に人類は翻弄されていった。
人類は翻弄されてはいたが、諦める訳でも負けるつもりも無かった。全人類、全世界が協力をして黒魔女に対抗していった。人類にとって魔法は未知だが、向こうの陣営にとってもこちらが扱う科学も未知なる力なのだ。こうして黒魔女と人類の戦争が始まった。この戦争は13年間もの時間を要し〈魔女大戦〉と呼ばれた。
しかし戦略面において、科学よりも魔法が圧倒的な力を誇っていた。人類は常に劣勢を強いられ着実に敗北への道を辿っていった。しかし数々の犠牲と共に分かった事もある。相手の魔法の力は特別な原子からなる分子が働いている事、そしてそれは我々人間にも備わっている事。という結果から黒魔女達は同じ地球の者ではないかという疑問も生まれた。何よりも上手くいけば人類も魔法が扱い、黒魔女や悪魔に対抗できるかもしれない。
だが、遅かった。魔女大戦が始まり9年、人類は滅亡の危機に瀕していた。もう国も国民も全ての人類が心の何処かで諦めていた。結局時間稼ぎをしただけで手も足も出なかった。人類は最初から黒魔女に対して成す術が無かったのだ。
しかし、その大戦中に彼女は現れた。彼女は黒魔女と同じ様に絶大な魔法や魔術を使い人類に応戦した。更に魔法を人類に授けた。彼女の力で魔法を扱える様になった人類は黒魔女に対して優勢になりつつあった。
絶望に満ち溢れていた人類に希望が指した瞬間だった。彼女はまさに人類にとっての救世主であった。彼女は後に〈白魔女〉と呼ばれた。
そして白魔女と人類の猛追もあり黒魔女の軍隊は劣勢になり始めていった。大戦が始まり13年が経ち、白魔女が黒魔女と戦い勝利する。深手を負った黒魔女は人類から姿を消した。
大戦が始まり13年、人類が勝利したのだ。
人類は歓喜し、白魔女を神と崇めた。
だが、人類にとっての被害は尋常では無かった。まず、世界が半壊した。殆どの地上は大戦前の面影すら無い。そして約97億人もの人口は確認するだけでも約22億人までに減ってしまった。更に黒魔女が残した伝染病で8億人が亡くなった。その伝染病は4年間続いた。黒魔女が残していった扉からは悪魔やモンスターが湧き続けていた。白魔女は大戦で消耗しきったのか当分の間、本来の力を出せずその黒魔女の残党の対処が出来ないでいた。他にも様々な問題が出てきた。が、
それでも人類は前を向いていた。長きに渡る大戦の苦難を乗り越え失った物は数知れないが、大戦で勝利し世界を守ることが出来た喜びに生きていると実感した。もう絶望ではなく希望に満ち溢れていたのだった。
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俊也は本を閉じた。
「そんで今の〈世界軍〉が出来たって訳ね、、知ってた?」
本を棚に戻そうと椅子から立ち上がる。それと同時に秀信も立ち上がり、俊也に並んで歩いた。
「お前、高校で一緒に習っただろ。そうでなくても常識だぞ」
呆れた顔でため息をつく秀信はやれやれといった表情で俊也を見る。対する俊也はトボけた様子で話題を変えた。
「そ、そんなことよりヒデ、あの赤ちゃんはどうなったんだよ。検査によるとまだ1才くらいなんだろ?」
わざとらしく話題を変える俊也は本を元の棚に戻す。
「あぁ、あの子は俺が引き取る事にした」
淡々と答える秀信に俊也は一瞬流されそうになった。
「そうか〜、頑張れって、、、はっ!?」
思わず声を荒げると、図書館の管理人に物凄い顔で睨まれた。「おぅっと…。」と怯む俊也。
「なんで急にそうなったんだよ、お前結婚もしてないだろ。忙しいお前に子育てなんてできんのかよ?」
疑問を抱く。対する秀信は自信を持って言った。
「やってみなくちゃ分からないだろ?安心しろ、俺が責任持って育てる。」
と言ってコンビニ弁当2つを俊也に見せた。
「ちっとも安心できねーよ……」
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―15年後―
「どっかで適当に昼飯食うか、親父から金も貰ったし」
少年は辺りを見回してみるが食事が出来る場所は見当たらない。少年は仕方なくもう少し歩く事にした。すると近くにファミレスが見えた。
「そういや、卵買って来いって言ってたな。まぁ帰りでいいか」
少年はファミレスの方へ足を進めた。
ご愛読ありがとうございます。
プロローグなのでまずはこの世界がどういうものなのかを伝えるため、文章も早足な感じです。本当はもっと細かく書きたかったんですけど、まぁそれはいずれ何処かで書こうかなって思います。
一応未来なんですけど、この物語の世界と私達の現実世界は全く別物って感じです。 同じ名前だけど全く違う人みたいな感じです。
何はともあれこの作品でちょっと連載していこうかなと思います。読んでくれた皆様もぜひ友人や会社の同僚、全然知らない人にオススメしてみて下さい。もしかしたらその人と仲良くなれます。
不定期ですがなるべく頑張ります。
ただ次話まで、多分すごく時間が空くと思います。申し訳ありません。
何か至らぬ点がありましたらご報告お願いします。