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必要な知識?
知識に上限なんて無い。
それと同時に、下限も無い。
知っていることが多ければ、生きていく際に有利になるだろう。
けれど、社会では必要の無い知識だってある。
専門分野で活躍するというのでなければ、知らなくとも全く問題の無い知識は多い。
では、必要な知識と知らなくてもいい知識とは何だろうか。
学校の教育で習うことが全てではない。
授業では教えてくれない「会社で可愛がられる後輩になる方法」
授業で教えてもらっても使いどころの無い「因数分解」
上記の例が分かりやすいだろう。
さらに、必要か不必要かを別ける「差」とは何だろうか。
言ってしまえば、明確な基準は無い。
つまるところ、自分にとって必要かどうかでしかない。
学びたいものを学べばいいし、知っていると思わぬところで役に立つ知識だってある。
ただ、1つだけ確かなのは、知らないよりも知っているほうが良いということだ。
調べる手間隙をかけてでも、無知でいるよりはいい。
けれど時間は有限だ。無駄な検索に費やしてなどいられない。
だから私はこれから、らっきょう玉について勉強しようと思う。