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8.出発

 それぞれ、切符に記された座席に着く。日下部は上村の座席が気になっていた。払い戻しをしていれば、そこに知らない誰かが座ることになる。三列側の真ん中などであれば二列側の端と変わってもらわなければならない。

 幸い、席は二列側だった。隣は協力会役員の一人、穴井だった。

「変わりましょうか?」

 日下部が尋ねたが、穴井は「大丈夫」だと言った。隣に座っていたのは若い女性だった。


 席に着くと、座席のあちこちで缶のプルトップを開ける音が聞こえて来た。発車のベルが鳴る頃には全員が酒を口に含ませていた。

「朝飯食ってない人、お稲荷さんとかもありますよ」

 名取たちが来る前に日下部が買っておいたものだ。他にも有名店のかつサンド等。




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