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2.始まりはいつも鶴の一声

 始まりは半年前。

「伊勢に行くぞ! 日下部、お前、段取りしろ」

 社長の浦田が突然言った。しかも、会議の席でだ。それには理由があった…。


 4年前に北陸新幹線開業に合わせて、協力会の総会を金沢で行った。そこに我々社員も招待された。その二年後に再び一泊で総会をやる話が持ち上がった。行き先の候補がいくつか上がった。

「京都がいい」

 浦田の一声で行き先は京都に決まった。去年の正月の事だった。早速、協力会の幹事役が旅行会社に問い合わせたところ今からでは予約が取れないとのことだった。修学旅行の時期と被ったからだ。それで、見送りとなった。ならば、社員だけで旅行に行こうと決断した。それは会社の売上等を見ての判断でもあった。





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