プロローグ
初めての投稿になります。よろしくお願いします
「レディースエンジェントルメン!!!!とうとう始まろうとしているぞ、この前代未聞のチャレンジがァァァァァ!!!みんなぁ盛り上がってるかいっ!!!!!」
「「「「うおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」」」
ここは東京のとある会場、普段はスポーツ、コンサートといったイベントで盛り上がる会場が今日はそれらとは異なるもの、でも有名アーティストのコンサートと勝るとも劣らない盛り上がりを見せていた。
メインステージに広がるは100インチはあるであろう液晶とそのサイドに座っているいかにも社長のような風格を持つスーツ姿の男たちという何とも奇妙な光景、そしてその液晶の前にはゲームセンターなどにあるであろう音楽ゲーム媒体と今からプレイするであろう中肉中背の男の姿だった。
「テンションがハイになって記憶がBANしている奴にもういっかいこの挑戦の内容を説明するぜぇ!!!あの最強とうたわれる『無限の旋律』についに音楽ゲーム大手企業が宣戦布告を叩きつけたぁ!!この譜面をクリアしてみろってなぁぁぁ!この最高難度ともいえる譜面をクリアすることができるのかチューモクだぁぁぁぁ!!!!」
「「「「「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」」
そして始まるカウントダウン、水を打ったような静寂が訪れる………
3
2
1
始まった
怒涛のように訪れる譜面をなめらかにまるであらかじめ知っているかのように悉く叩かれる。もちろん判定はジャストタイミング
スライド、連弾といった熟練のオトゲーマー涙目の難関が襲い掛かる。もはや素人には何をやっているのか把握すらできない。徐々に近づく終わりに観衆は無言ながらも期待と希望の雰囲気を漂わせていく。
そしてついに
「クリア――――!!!!!!!クリアしてしまったぞぉーー!!!!!!!なんということだ!!この譜面まさに歴代最難関ともいえる譜面を『無限の旋律』は呼吸をするかのようにクリアしてしまったぁぁぁ!!!!!!!!」
「「「「「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」」」」
再び巻き起こる大歓声
「そして今、新たなる伝説が誕生したぁ!!!!!これで『無限の旋律』はあの大手音ゲー会社に見事就職!!!年収1000万はも夢じゃないらしいぜ。ニートからの大出世だぁぁ!!うらやましいなこの野郎!!!!みんなぁ今日は伝説を祝って祭りだぁぁぁぁ!!!」
「「「「「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」」」」
ここに新たな伝説が誕生した。そしてこの伝説は未来永劫決して更新されることはなかった
「「「「「うおおおおぉぉぉぉぉぉ」」」」」」
馬鹿みたいに素人臭がするぜぇぇぇ
くっさっっっっっっっっ!!!!!!
これでたったの千文字とか辛すぎんだろ