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八百万の精霊召喚~異世界神から日本妖怪~  作者: 那園曽 氏規
本編

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95話

結局王都につくまでにもう一度ラミアが襲ってきました。


同じようにカインさんとエレナさんだけを狙ってきた

いつものことというか慣れているのかみんな不思議に思っていないのが変でした。


「不思議に思っているようだね?」


カインさんが近づいてきて言う


「サキュバスラミアに襲われてからなんともなかったのにこの一年くらい前からやたらとラミアに襲われるようになったんだよ。」


「慣れるもんなんですね。あれ?でもエレナさんはいまいち慣れてないように見えますけど?」


「蛇嫌いなんだよ。我慢をして戦えるけれどいやなものはいやらしい」


まあ確かにあれは慣れないよなぁ。あれがウナギならおいしそうなのに。

でも


「何か別の理由に見えますけれどね」


そう言うと不思議そうな顔をしてこちらを見るカインさん


「エレナさんにだけはラミアから憎しみみたいなものを感じましたけど何か怒らせることでもしたんですかね?」


尻尾踏んだとか見たいなニュアンスで言ったのだが反応がおかしい。

こちらを見定めるような目になり


「まあいい、この話はこれで終わりだよ」


そういって離れて行った。


あれ?怒らせること言ったのかな?

まあしょうがないか


その後、問題もなく進めました

翌日王都につきようやく一休みです。


家に帰る前にギルドに報告。正直嫌な予感しかないんだよな。

ギルドにつくとカイン、カーンズと共にギルマス室に呼び出しである。


入ると目の前にギルマス。そしてドアのそばに見知った顔が


「ラウルご苦労だったな」


首根っこを捕まえて騎士団長が言う。


「放してもらえません?帰りたいんで」


「帰らせないために掴んでるんだろうが」


やっぱり物理的帰宅阻止が必要なことがばれているもよう。

というかやっかい事が待ち構えてるのくらい隠して下さい。


「昨日ジョアンナ様から話は聞いた。お前さんたちをAランクにあげる為に力を貸そうじゃないか」


「いや、ここは特例で探索者資格をくれる所じゃないの?」


「そりゃ無理だ。レオンたちは一度手合わせしてるから納得もしてくれるだろうが他のAランクはどうする?みんな自分の手合わせでないと納得しないような連中ばかりだぞ。正規の手順のほうが楽に昇級できるぞ。」


全員乱戦でもいいんだけどな。まあ悪目立ちよりましか


「Aランクになるのに特例は認められない。だがお前なら問題なくクリアできるだろう。」


ギルマスが言う、けど条件が厳しいんだよね

Aランク用のクエストがないので基本危険な指名依頼を10クリア、そしてAランク冒険者との模擬戦である。


「模擬戦は前回のことでクリアとみなす。あとは指名依頼だな。」


「いいんですか?前回のはBランク試験でしょ?」


「レオン達も実力は認めてくれている。まあそれくらいしか特例が適用できないってのが正直なところだがな」


まあもう一度レオンと戦うよりましか。もう一度戦闘となったら模擬戦で終わらない気がするしなぁ


「A級指名依頼は夏季休暇の終わる来月からだ。これから約半月はミュウジィ様のレベルアップに励んでくれ」


「はい?なんで?」


「ジョアンナ様から聞いているぞ。王女も同行せねばならんのだろう?今のところBランクになっていないのはミュウジィ様だけだからな。」


「今登録もされてないでしょうが、半月でなんて無理でしょ?」


「いや、登録はされているようだ。今のところランクはDというところらしいが」


「いつの間に!?」


「パーティ[ナイトオブリボン]は五人パーティらしいぞ」


「あのジョアンナ(アマ)黙ってやがったのか」


4人パーティに見せかけて5人とかやられた。しかも見越してたのかミュゼのレベル上げをやってくれてたとかね。てか王女のくせに危険なんだよあったく


「わかりました。受けさせてもらいます」


「ジョアンナ様も受けてくれるといっていた。感謝する。受諾したら王宮に来いとの仰せだ」


結局拉致られるのね


一人じゃ悔しいのでドロシーとファムも一緒にドナドナされました。






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