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1章2
リカ 「今度は誰かしら。」
よしひこ 「こんばんは。」
リカ 「こんばんは。どちら様ですか。」
よしひこ 「旅の者です。一晩泊めてもらえませんか。」
リカ 「はい、よろしいですよ。」
リカ 「この町の村長のリカです。」
よしひこ 「町なのに村長ですか。」
リカ 「ええ、昔は大きな町だったんです。でも今は30人ぐらいしかいなくて。」
よしひこ 「そうなんですか。」
リカ 「私も村長を辞めようかなって思ってます。もう、どうしようもなくて。」
よしひこ 「次の村長はどんな人なんですか。」
リカ 「あーいえ、私が勝手に辞めようと思っているだけで、次の人なんていないんです。」
よしひこ 「そう・・・なんですか。」
リカ 「よしひこさんは今、空いてますか。」
よしひこ 「はい?」
リカ 「村長をやってみたりとかとかしないかなーって。」
よしひこ 「まあ、空いてはいますが・・・。」
リカ 「じゃあじゃあ、村長をゆずるんでやって下さい。」
よしひこ 「はいー、わかりましたー。」




