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吸血執事>処女姫 ー乱愛ー

作者: しゃおまお。

 処女作…です。

 どうしても執事系が書きたかったので、作らせて頂きました。

 微エロの加減がよく分かりませんが、

 とりあえず、こっち系が苦手な人は避けて下さい;;

「…んぁっ!!!……っくふ…うぅ」


 相手の舌と絡んでいた自分の舌を、少しずつ、相手に感づかれないように、そっと、下の方に、首筋の方に這わせていく。


 相手は、これから『楽しい事』が始まる事を期待して、全てを俺に預けている。


ーこんな薄汚い年増に、『楽しい事』なんかしてやる訳ないじゃないか…


 今日も、明日も、いや、この先ずっと、永遠に。


 俺は、この生暖かい人肌を食いちぎって、生きる為の綱を、人の命と交換に、少しずつ、蝕んでいくのだろう。


「あぁぁぁあぁぁっっっ!!!!!」


 ビシュッ、と何かの“裂ける音”が暗い森の中に響き、弾けた。


 快楽に浸っていた人間に、突然の恐怖が訪れた時の表情を、俺は一番よく知っていた。

 

 口の中に、鉄錆のような味のどろどろとした液体がとどまる事なく溢れて、入ってくる。


(やっぱり、年だからあんまり美味いとはいえねぇな…)


 世間への文句として、思い切り、もう一度年増の女性の首筋に噛み付いた。


 痙攣していた、太い、よく肥えた二の腕が、ぴたりと止まった。


ー彼は、美味くもない“血”を、明日から生きていく為に、一夜をかけて吸った。


 明日は、もっと、甘い、血を吸える事を願って。

 この年増♪のおばはんは、後でほったらかしにされて腐敗します☆

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