35.【番外編:サッカー部】サッカー部の挑戦、剣道場での試練
時間を無駄にしないよう、練習時間に合わせて練習計画を立て、着替え、部室の掃除、用具の手入れ——すべてきっちりとこなしていたのに。
そんな思いを抱えながら、部員たちは制服に着替え、剣道場へ向かった。
「失礼します…」
ドアを開けると、そこには防具を着けた根本先生の姿があった。
「遅い! さっさと並べ。静かに見ろ、音を立てるな。」
入ると、すでに剣道部員が防具を身に着け、素振りをしていた。
根本先生はしばらく黙ってその様子を見ていた。
16時ちょうど、剣道部員は整列し、正座した。
「礼!」
掛け声とともに、全員が先生に向かってお辞儀をした。
根本先生が口を開く。
「受け身稽古、15分! はじめ!」
剣道部員は「はい!」と大きく返事をし、等間隔に並んだ。
サッカー部員はその様子をじっと見ていた。
打ち合いのように見えたが——何かが違う。
根本先生がサッカー部員に説明する。
「打ち身稽古というのは、下級者が上級者に打ち込むのみで、上級者は一切打ち込まない。
攻撃を受けるだけだ。」
確かに、よく見ると下級生の攻撃は払われたり、よけられたりするが、打たれた際には
「もっと打ち込め!」
「はい!」
という声が響いている。
根本先生は言った。
「後輩だからといって先輩に遠慮して攻撃を控えることはない。
本気で攻撃を仕掛けている。
先輩はそれを受け、よける。
そして何が足りないかを伝える。
後輩はそれを聞いてすぐ実行する。
先輩は、かつて弱かった自分を育ててくれた先輩に恩返しするべく、同じことを後輩にしている。」
根本先生は、少し間を置いて言った。
「今日は特別に、サッカー部全員、一人1回、この稽古をやる。」
サッカー部員がどよめいた。
「怪我するだろ…竹刀でいきなりって…」
根本先生は剣道部員に指示し、竹刀を持ってこさせた。
剣道部員のひとりが聞く。
「見学させていただいてもよろしいですか?」
根本先生は静かに答えた。
「時間の無駄だぞ。それでもいいなら見ていくがよい。飽きたら、自分の練習をしなさい。」
「ありがとうございます!」
剣道部員は全員正座し、じっと見守ることにした。
サッカー部員たちは、剣道部の空気を肌で感じながら緊張していた。
すると根本先生は、口調を少し和らげて言った。
「サッカーは足を使うんだな…。
そうなると、手で攻撃するわしのほうが圧倒的に有利だ。
わしから一本取れたら、時間を少しだけ——そうだな、もう一日、練習日を増やそうか。」
部員たちは息を飲んだ。
「全員でもいいが、剣道部員の気持ちを考えると…今日は5人に変更、一人3分以内。」
サッカー部員たちの気持ちがぐっと高まった。
根本先生が問いかけた。
「さて、誰からだ?」
「はい!」
最初に声を上げたのは、2年のゴールキーパー、高田だった。
唯一手を使えるポジション、そして体も大きい。
160センチほどの根本先生より、身長も横幅も大きい。
これは期待できる——。
剣道部部長が間に立った。
根本先生は静かに言った。
「構えろ。」
高田は見様見真似で竹刀を握り、根本先生の前に立った。
剣道部部長の声が響く。
「はじめ!」
剣道場は静まり返り、互いの呼吸の音がよく聞こえる。
根本先生は棒読みで言った。
「いつでも来て良い。」
高田は根本先生の頭を狙い、思いっきり振りかぶった——。
しかし、根本先生はひょいっと横へよける。
竹刀は床に叩きつけられ、高田は手を痛めたようだった。
根本先生はすぐに言った。
「あーすまんなあ、防具がないとなあ…。手を痛めるのはよくなかった。申し訳ない。」
高田は右腕の手首から肘の間を左手で押さえ、痛みに顔を歪めた。
息も乱れている。
「時間は?」
「残り1分です。」
剣道部部長が答える。
高田は黙って立ち上がり、竹刀を握り直し、再び先生の前に立った——。
そして今度は竹刀を横に振った。
根本先生はすっと後ろへ引いた。
高田の持っていた竹刀は大きく横へ飛んだ。
それを剣道部員がキャッチし、高田に渡す。
「こちらです。」
高田は痛みに顔をゆがめながら竹刀を受け取った。
その時、剣道部主将の声が響く。
「時間です。」
根本先生が
「ありがとうございました!」
と大きな声で言う。
高田も同じように
「ありがとうございました!」
と条件反射のように返した。
心からの言葉ではなく、ただ場の流れに従っただけだった。
高田は手首から肘にかけてさすりながら戻ってきた。
根本先生は静かに言った。
「けが人を出すのは本望ではない。別の方法を考える。」
その言葉を聞いた瞬間、サッカー部部長が前に出た。
「次、俺でお願いします。」
根本先生は黙って少し考え込んだが、やがてうなずいた。
「わかった。」
竹刀を持ち、構えた。
サッカー部部長は真っすぐ根本先生を見つめ、しっかりと挨拶する。
「お願いします。」
その瞬間、根本先生の目の奥がわずかに緩んだ。
「お願いします。3分は意外に長い。どう使うかは己次第。来なさい。」
静かに、しかし重く響く言葉だった。
剣道部部長の声が響く。
「始め!」
その合図から10秒後、サッカー部部長は横へ打つと見せかけて、面を狙い振りかぶった。
だが、根本先生は横へひょいと避ける。
部長の竹刀は床へ打ち付けられそうになるが、寸前で勢いよく引き上げる。
その勢いを利用し、再び横から攻める。
高田と同様、根本先生は後ろに引き、空振りさせる。
さらに部長は踏み込んで振り上げた。
今度は横から首を狙う。
しかし——
根本先生は再び姿勢を低くして避ける。
竹刀は空を切った。
サッカー部部長が「うおー!」と叫びながら、逆方向から首を狙う。
だが、根本先生は全く同じ動作で避ける。
部長は勢いあまって床に倒れ込んだ。
「無様すぎる…。」
つぶやいた声は、ほんのかすかに震えていた。
部長は立ち上がり、今度は上から振り下ろすと見せかけて首を狙った。
しかし、根本先生はすっと首を横にずらし、難なく避ける。
そしてまた——部長は倒れた。
根本先生は淡々とした口調で言った。
「次にどう動くか、サッカーでいうフェイントってやつかね?
だがな、全部目の動きに出ている。
ああやって、こうやって、って思ってくるんだろうな——って、わかってしまう。」
その時、剣道部部長の声が響いた。
「時間です。」
根本先生は一礼する。
「ありがとうございました!」
その言葉に反応し、サッカー部部長も返す。
「ありがとうございました!」
その後、息を乱しながらサッカー部員の元へ戻り、座り込む。
足の間に顔をうずめ、頭を抱えた。
根本先生は部長を見ながら冷静に言った。
「剣道場は正座だ。」
部長はすぐに正座に座りなおす。
ただただ涙が流れ続けていた。
その様子を見ながら、根本先生は再び問いかける。
「まだいるか?」
その瞬間、静かに手を挙げる部員がいた。
「次、俺行きます。」
フォワードの2年、大山だった。
先ほど部長が使っていた竹刀は、倒れたまま置き去りにされていた。
剣道部員が拾い、大山に手渡す。
大山は黙って受け取り、頭を下げた。
もっとサッカーがしたい。
ただ、それだけだった。
しかし、自分たちは多くの問題を起こしてしまった。
そのせいで、人に迷惑をかけすぎて、サッカーができなくなった——。
このじじぃに一本、どこかへ打ち込めばいいんだろ?
それで少しでもサッカーに使える時間、日程が…増えるんだろ?
最初はそう考えていた。
だが、これまでの立ち合いを見て、その考えの甘さに気付いた。
「…じじぃ、あなどれねぇな。目の動きで読まれるんじゃ…。」
すべての動きが読まれてしまう。
なら——
目を閉じて考える。
「面、小手、突き、程度はわかっている。でも、どれも読まれて避けられる。
目を合わせたまま、突きと見せかけて胴へいく。」
ポジションに立ち、構えた。
根本先生もゆっくり竹刀を持ち上げた。
剣道部部長の声が響く。
「始め!」
その合図とともに、大山は竹刀を首に指す高さに持ち、踏み込んだ。
しかし、根本先生は首をすっと横にずらした——。
その瞬間、大山は胴を狙いにいく。
だが、その動きに合わせるように、根本先生の竹刀が大山の竹刀を叩き落とした。
そして、大山の顔めがけて竹刀が振り落とされる。
鼻先ギリギリで止まった。
大山は目を見開き、息を詰まらせたまま固まる。
根本先生は静かに言った。
「隙だらけだ。しかも弱い。戦う気持ちはあるのかね?
狡猾なのも才能かもしれんが、すぐ限界がきてつまらなくなる。」
その言葉に、大山は絶句した——。
大山は落ちた竹刀を拾い、歩いて位置についた。
頭と心をフル回転させる。
『受け身だけと聞いていたから油断した…。
本来なら打ち合いがあるってことだよな。それを想定してやるべきだったんだ…。
サッカーで散々やってきたじゃないか!
でも戦術がわからない。
じじぃ、全然攻撃しねぇから、どうすれば勝てるのかも全くわからねぇ。
でも…俺はフォワードだ。
ここで決められなかったら、チームは終わる。
PKだと思えばいい。
よし!
面は取れないかもしれないが、頭から肩までを攻める。
守りの型を崩すには攻めるしかない。』
大山は振り上げ、根本先生の面をひたすら打ち込みにいった。
最初は右、左とひょいひょいと避けられていたが、そのうち根本先生の竹刀に当たるようになった。
と思った瞬間——
「時間です。」
剣道部部長の声が響く。
根本先生が一礼する。
「ありがとうございました。」
大山も同じように返す。
「ありがとうございました。」
……取れなかった。
こういう時に取るのがフォワードだろ……。
大山はゆっくり竹刀を置き、サッカー部長の隣に座った。
サッカー部員はまだ泣いている。
根本先生は淡々と告げた。
「まだやるかね…。後日勉強して作戦を立てて出直してきても…」
その言葉にかぶせるように、静かな声が響いた。
「僕に行かせてください。」
2年ボランチ、鳥井が手を挙げた。
見た目は文学少年のような雰囲気——サッカー部にいるのが不思議なタイプだった。
しかし、今回の出来事を通して、自分を責めていた。
止めることも、慰めることも、先生に相談することも、いろいろできたはずなのに、なぜか動けなかった。
同調圧力に負けた。
そんな圧力に屈した自分は、「悪い仲間」となってしまった。
親も僕に失望していた。
もしあの時、自分が動いていたら……
もっと他の部員と交流を持てていたら……
——根本先生、チャンスをください。
僕に、僕たちに再度サッカーをやる機会と場所をください。
次は、人を思いやれるチームや部活にしたい。
そんな思いだった。
決して先生を打つために竹刀を持つのではない。
先生は強いとわかった——だからこそ、思いっきりぶつかってみる。
鳥井は竹刀を拾い、「お願いします」と一礼した。
根本先生も同様に「お願いします」と一礼した。
剣道部部長の声が響く。
「始め!」
鳥井はすぐに根本先生の竹刀の先をカチっと叩いた。
踏み込んでは竹刀を叩く——お互いの探り合いが続く。
鳥井は距離を詰め、竹刀をぶつけにいったが、根本先生が抑え、後ろへ下がる。
逆に根本先生が鳥井の竹刀を少し強めに叩き始める。
鳥井は姿勢を直し、体の正面に竹刀を持ち替えた。
再度先生に詰め寄り、竹刀の先でつつきながら、根本先生の竹刀を抑え面を取るタイミングを見計らっていた。
『今だ!』
踏み込んだ瞬間——
「時間です。」
剣道部部長の声が響く。
また考えている間に物事が決まってしまう……。
いつも僕はこうなんだ……。
位置に戻ると、鳥井は静かに言う。
「ありがとうございました。」
根本先生も同時に一礼し、「ありがとうございました。」
鳥井はそっと竹刀を置き、サッカー部員の元へ戻り、正座した。
分かっているのに、動くこと、決断することの遅さでいつも負けてしまう。
泣きそうになっていたが、目の前で部長がまだ泣いているのを見たら、気持ちが冷静になった。
——最後の一人、これで決まる。
「どうする? やってもやらなくてもよい。
ここまでボロ負けするとは思ってなかったのでな…。
来週またやってもいいぞ。それまで作戦会議するか?」
根本先生が言った。
サッカー部員が輪になって話し始める。
どうする?
勝てる気しねえけど……。
来週、再度挑んでみる?
いや、俺らサッカー部だろ?
でも今の顧問は根本先生だし、サッカー部の活動時間を増やしたい……。
誰かいるか?
——「僕、もう1回行かせてもらえませんか?」
さっきの鳥井が口を開いた。
「え?」
「5人って話だよな?」
「でも他にやりたい奴いる?」
……。
「今回は特別にそれでもいいぞ。」
根本先生が言った。
……。
「鳥井、頼む」
サッカー部部長の声がした。
まだ泣いている。
「みんなもいい? 後から『俺も出たかった』とか言うぐらいなら、今言いなよ。」
珍しく強い口調に、部員が一瞬驚いた。
だが——
「鳥井、行ってくれ。」
「責めないよ。大丈夫だから。」
「PKに行きたくないやつと同じ。お願いする。」
みんな口々にそう言った。
鳥井は静かに言った。
「分かった、行ってくる。」
サッカー部員たちは鳥井に声をかける。
「行けー!」
「やれー!」
「鳥井ー!」
「がんばれー!」
その瞬間、根本先生が鋭く一喝した。
「静かに!」
その場が一瞬静まり返る。
根本先生は言った。
「じゃあ、最後のチャンスだ。」
鳥井は「お願いします。」と頭を下げ、竹刀を持ち、根本先生と向き合った——。
剣道部部長の「始め!」の声とともに、二人は同時に立ち上がった。
鳥井はすぐに二歩踏み込み、竹刀の先で探りを入れる。
しかし、根本先生はその場にとどまる。
鳥井の竹刀が根本先生の竹刀を左へ抑えた瞬間、面を取ろうと振り上げる。
だが、一瞬で根本先生の竹刀が寸前に止まり、鳥井の動きは止まった。
「来い。」
根本先生が静かに言った。
鳥井は再度間合いを取り、一歩、二歩とじりじりと詰め寄りながら、竹刀の先で根本先生の竹刀を探る。
二人は一瞬たりとも目を離さず、静かな緊張が続く。
……もう一度。
鳥井は素早く二歩踏み込み、根本先生の竹刀を横へよけ、面を取ろうとする。
しかし、竹刀は斜めにさえぎられた。
鳥井の息が上がる。
根本先生の「来い」という言葉に、鳥井はすぐ反応し、先ほどと同じ動きを試みた。
——だが、またも同じように竹刀でさえぎられる。
再び根本先生は「来い」と言う。
鳥井は、さっきと全く同じ動きで、「うぁー!」と叫びながら向かっていった——。
だが、はじき返された。
「弱い。竹刀にだけ力を込めるからだ。
竹刀と共に、全身で向かって来い。」
鳥井の息は荒い。
それでも叫びながら面を取りに行く。
しかし——
今度は根本先生の竹刀で振り払われ、鳥井は床に倒れた。
「立て、来い、鳥井。」
根本先生の冷静な声が響く。
鳥井は立ち上がり、再び構えた。
剣道部部長の「時間です。」の声が響く。
その直後——
「来い。」
根本先生の声が続く。
剣道部部長は、一瞬、え?と戸惑ったが、根本先生が目で合図を送る。
部長はすぐにうなずいた。
鳥井は、また同じように根本先生の竹刀を振り払い、面を取りに行く。
だが、全身で向かうからこそ、竹刀を振り払われた際の勢いで床に転がる。
「立て、来い。」
鳥井は肩で息をしながら、竹刀を握り、立ち上がり、正面に構えた。
根本先生は静かに言った。
「鳥井、変われ。
心を、気持ちを前に出せ。
だから、お前はずっとそうなんだ。」
その瞬間——
何かがぷつっと切れた。
鳥井は言葉にならない何かを叫びながら、竹刀と体ごと根本先生にぶつかっていった。
根本先生は鳥井の竹刀を打ち、あっさりと逆方向へ転がす。
鳥井はすぐに起き上がり、後ろへ回り込んで、根本先生の後頭部を狙い竹刀を振り下ろした——。
しかし、次の瞬間——
鳥井は竹刀ごと体を転がされる。
「終わりか?」
根本先生の声が響く。
鳥井はよろよろと立ち上がる。
「もう一回お願いします。」
かすれた声で言い、深く頭を下げた。
そして、再び構えた瞬間——
膝から崩れ落ちた。
足に力が入らない。
「終わりだ。」
根本先生は静かに告げる。
そして鳥井に向かい、
「ありがとうございました。」
と一礼する。
鳥井も同じように
「ありがとうございました。」
と正座のままお辞儀をする。
——動かない。
いや、震えている。
声を殺して泣いていた。
サッカー部のメンバーがすぐに駆け寄り、鳥井を抱き起こした。
顔は涙と鼻水で濡れ、光っていた。
床にも涙と鼻水が落ちていた。
根本先生は冷静に言う。
「サッカー部。床に涙も鼻水も落としたら、きれいに拭く。」
部員たちはポケットからティッシュやハンカチを取り出し、次々に拭き取っていく。
根本先生は静かに告げた。
「今日はこれで終わり。
それでは、これまで通り、サッカー部は週1だ。
ただ、校長先生と違って、急用は入らない。」
そして、付け加えるように言った。
「サッカー部。廃部になったら、鳥井、お前は剣道部へ来い。」
部員たちは無表情で凍りつく。
しかし——珍しく、鳥井だけがキッと根本先生を睨みつけた。
「じゃあ、また来週。お疲れ様。」
根本先生はそう言い、剣道部員へ目を向ける。
「挨拶。」
すると剣道部員は全員、正座のままサッカー部員に向かい、
剣道部部長が声を上げる。
「お疲れ様でした。ありがとうございました!」
それに続いて——
「お疲れ様でした。ありがとうございました!」
剣道部員全員が声をそろえ、一斉にお辞儀をした。
部長が立ち上がると、全員が同じように起き上がった。
サッカー部員たちはぽかんとその様子を見つめる。
それでも、サッカー部の部長があわてて向き直り、
「ありがとうございました。」
と言うと、他の部員も続いて頭を下げる。
「ありがとうございました。」
そして、それぞれバッと顔を上げ、去り際にペコペコしながら剣道場を後にした。
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剣道場のキャットウォークで、校長先生はその一連の流れを見ていた。
ふっと微笑みが漏れる——。
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傍観者は加害者と同じです。
しかし同調圧力があると、自分たちだけではどうしようもないことがあります。
自分の限界とか、間違いとか、自分で気づけるということも成長の一つです。
大人になっても、同調圧力は残念ながら発生することです。
学生の時とはまた違った形になります。
どのような解決方法があるのか、また自分が指導する立場なら、どうしますか?
いくらでも解決方法があります。
考え、行動していきましょう。
最近の先生は優秀な方が多いです。
新卒採用で子供たちを全力で指導してくれる先生方には頭が下がります。
そんな先生方が病んで辞められたりすると心が痛みます。
その先生の姿は自分の子供の将来かもしれないのです。
そう考えると学校の先生を大事にしたい思いもあるのです。
自分の感想ですが、剣道かっこいいと思います。
大人になって剣道経験者と聞いて改めてみると、視線や姿勢が落ち着いているなあと感じます。