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東方二次創作【識神譚】  作者: 遊鑼鳴世
第二章 濃霧異変
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濃霧異変 12 早すぎる朝

Twitter→https://x.com/yudora_naruse?t=NXot8S_6i15vALkK1tmwyg&s=09


この作品は東方Project様の二次創作です。

※オリキャラ多数

※独自設定多数

※キャラ崩壊そこそこ

※投稿不定期

以上の点に注意してお楽しみ下さい。

紅魔館のとある一室。


「…………てください……………起きて下さい」


美人で瀟洒なメイドの声が聞こえる気がするが、散々搾り取られてクタクタな鏡也に起きる気力はなかった。


「…………」


諦めたのか、起こす声が止まる。

チャキリ。


「起きないとそのご立派なモノを切り落とします」


「おはようございます。とてもいい朝ですね(震)」


声がマジだったので一瞬で目が覚めた。

まだ子供もいないのにお別れするわけにはいかない。


「おはようございます。識神様。お譲り出来る家具を見繕っておきました。こちらへどうぞ」


仕事の出来るメイドである。


「りょーかい。……おっと?」


膝が笑っている。立つのすら困難だ。

それにやたらと眠い。


「えーっと……。今って何時?」


「午前6時です」


うん……?

レミリアから解放されたのは、日が昇り始めた頃だった。

この時期だと、だいたい午前4時といったところだろう。


「2時間しか寝てないじゃん……」


どうりで全く体力が回復してないわけである。


「肩をお貸ししましょうか?」


咲夜はそう提案してくるが……。


「いや、それは流石に……」


咲夜も女性としてはやや背が高い方ではあるものの、それでも190cm近い鏡也との間には25cm近い差がある。

咲夜は人間の女性らしいし、流石に肩を貸してもらうのは申し訳ない。


「左様ですか。では、少々お待ち下さい」


そう言って咲夜は部屋を出る。

と思えば、すぐに戻って来た。

両手に妖精メイドを引っさげて。


「いやいや、おかしいだろ。今の短時間でどこから連れてきたんだよその妖精」


思わずそう素でつっこむ。

扉の向こうにいた可能性もゼロではないが、流石に扉一枚隔てたくらいなら気配は感じられるはずだ。


「お気になさらず。ほら貴女達、彼に肩を貸して差し上げなさい」


妖精メイドの体格は咲夜とそう変わりなかったが、なるほど二人ならば罪悪感も許容範囲内だ。


「はぁい……」


いきなり連れてこられた妖精メイド二人は、ボヤくように返事して、鏡也の方を見た。


「ひゃう!?」


きゅー。ばたん。

擬音を付けるならそんなところだろうか。

鏡也の顔を直視したメイド二人はあえなく失神してしまう。

大袈裟に思えるかもしれないが、神域の美貌を目の当たりにすれば、むしろ当然の反応なのである。

直視に耐える霊夢や萃香の方がおかしいのだ。


「えーっと?」


「……申し訳ありません。すぐに起こします」


こうして鏡也は、咲夜に叩き起された妖精メイドに支えられて家具の集められた部屋へと向かうのであった。

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