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椿千秋堂  作者: 當波 陽凪
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光は魔力に、魔力は魔法に

 

 栄光暦600年。



 永代勇者誕生から600年がたった。



 この間に、島国ニホンはなくなり、新たに魔法国家まほうこっかエスパリタンが誕生した。

 

 エスパリタン魔法国(まほうこく)の国民のうち約9割は魔力を持っており、魔法を使うことができた。


 人間が魔力を得たのは600年前、永代勇者誕生の年だ。


 

 あの時、旧島国ニホンに光柱がたった。


 

 その光柱より人間は光を授かった。



 光は、ニホンだけではなく世界中に広まった。


 光といってもずっと輝いているわけではなく、うちに光を秘めているというわけである。


 光をもつ人間の子孫もまた、同じく光をもっていた。


 生まれてから2週間は体が光っている。


 その後光はうちに吸収される。


 この光こそが魔力であった。


 人々は自らのうちに秘められた光、魔力を研究し思うがままに制御し行使することができるようになった。




 これが魔法である。




 想像イメージ創造イメージで魔力を制御、形態を変えて行使する。


 想像力が必要不可欠なため、魔法をうまく行使できないものもいた。






 そのため、エスパリタン魔法国は魔法を学ぶ場を作った。



 国立魔法学校こくりつまほうがっこう、ここでは魔力の制御から上級魔法の行使までを教えている。


 中等部と高等部があり、両部共に毎年定員の150倍もの人々が受験をする。


 エスパリタンは魔法原初の国とも言われている。


 そのため、国立魔法学校には海外からの受験者も数多く来る。


 これは、倍率150の超難関魔法学校に通う"落ちこぼれ"のお話である。


 


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