シフォンケーキ(プレーン、抹茶、黒ごま、紅茶、ココア)
さあ、作ろうか。
卵は、卵黄と卵白に分けておく。卵黄は室温に戻す。卵白はホイッパーと一緒に冷蔵庫へ、よく冷やしておく。温めたほうが泡立てはしやすいが、冷やしたほうがきめの細かいメレンゲが作れる。
牛乳を室温に戻す。
紅茶生地は、分量の牛乳で濃いめのミルクティーを抽出しておく。混ぜる分の茶葉は、細かく刻んでおく。
卵黄に砂糖を加えて、白くもったりするまでよくすり混ぜる。
ホイッパーの手を休めることなく、牛乳を少しずつ注ぎ入れつつよく混ぜる。
牛乳が馴染んだら、サラダオイルも同様に注ぎ入れる。サラダオイルを入れてよく乳化させるのがポイント。感覚的には、マヨネーズソースに近い。
会わせた粉類を、篩い入れる。一度ではなく、2~3回に分けて都度なめらかになるまで、ホイッパーのままで。ここで、紅茶生地は紅茶葉を、黒ごまはすりごまを加える
冷蔵庫から卵白を出して、メレンゲする。
角が立つまで泡立てたら、最後はボール肌に沿わせてホイッパーを回し、メレンゲを磨き上げる。これをすれば、ムラが残っているメレンゲが均等になるし、磨き上げるという言葉通りツヤツヤなメレンゲになって泡保ちもよい。
卵黄の生地に、メレンゲをまず3分の一を混ぜ合わせる。ここではまだホイッパーのまま。泡が消えることを気にせずしっかりと馴染ませ生地をゆるませる。
残りのメレンゲを加える。
ゴムべらに持ち替え、泡が消えないように注意しつつ、白い筋が見えなくなるまでムラなく混ぜる。
型に流し入れる。
流し入れる時は、なるべくゴムべらは使わない。流し入れてボールに生地が残ったら、その時はヘラで掻き集め、その生地は生地の真ん中(筒の部分の周囲)流す。
台に2~3度軽く落として空気を抜く。
170度に熱したオーブンで焼成。
竹串を刺して、乾いた生地が少し付いてくるぐらいなら完成。
何も付いてこないようなら、焼きすぎで失敗。理想の、しっとりもっちりのシフォンケーキにはならない。
焼き上がった生地は型から外さず、逆さにしてよく冷ます。逆さにしないと自重で萎んでしまうので注意。早く冷ますのも大事なので、瓶の首に逆さまに差し込んで下に空間を作りよく冷ます。
瓶に逆さまに刺さったシフォンケーキ型が何個も並ぶのは、やや不気味ではある。
完成。