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フェイク 〜偽者勇者の物語〜 作者:キージ
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頁39 魔法戦争編「キリー怒る!」

 

 此処は魔法都市マジカルンバ王国

 此処は魔法使い達が勉強にくる街。
 この世界の魔法使いにはSS~Eランクはある。
 SSランクは大賢者
 Sランクは賢者
 Aランクは魔法騎士
 Bランクは魔導師
 C~Eランク無し

 このように分かれている。そしてそのランクに応じた試験がある。それに受かればそのランクの証明書が貰え、その役職に成れるのである。
 白の騎士団のマリーは大賢者、あの様に小さく見えてもSSランクの大賢者。他の国で言えば勇者に値する程の存在である。そして、今この国には3人の大賢者が居る。その3人は、それぞれが3つの学校の理事長になっているのである。この3つの魔法学校、ケルベロス、ユニコーン、フェニックスに分けられている。そして3つの学校は凄ーーーーく仲が悪いのである。


「着いたぜーっ!、此処が魔法都市だ!」

 俺達は魔法都市に来ている。箒で空を飛んでいる人が沢山いる国だ。おれも箒に乗ってみたりできるのだろうか?そして、此処の街並みは赤いローブの人、青いローブの人、黄色いローブの人しか居ない。何故なら皆、勉強に来ているからだ。簡単に言えば3種類の人種が住んでいる国と言ったようなものだ。
 赤いローブはフェニックス学園の制服、青いローブはユニコーン学園の制服、黄色いローブはケルベロス学園の制服だ。
 まぁ、この情報も全て俺達が魔石馬車の中でキッドに聞いた話なのだが。

「アル!俺ぁ、魔石馬車を置ける宿を探してくる。3時間後に、ここに集合しよーぜ!」

「分かった!俺達はマモンの情報を調べて見る。」

 キッドは魔石馬車を停めに、キリーと俺はマモンの情報を求めて、街を歩く事になった。

「御主人!あの箒で空飛んでるのは?魔法かの?」

「多分、そうじゃないか?俺も魔法は火の下級魔法しか使えないからな。詳しく無いんだ」

「御主人、何か変では無いか?」

 確かにオカシイ。何故なら、先程から1度も青のローブを纏っている人を見ていないからだ。見渡す限り2種類しか存在しないのだ。そう、赤と黄色しか居ないのである。すると、噴水がある広場で何やら黄色いローブの人達が集まっている。
「何かやっているな?」すると、キリーが駆け寄って見に行った。全くあいつは野次馬根性が凄いなぁ。
 ん?キリーが黄色い輪の中に入って行った。
 俺も慌てて追いかけたのだ!

「オヌシ達、いい加減にしろ!寄って集って何をしているのじゃ!」

 後から、来た俺が見る状況だから何とも言えんが、たぶん、青いローブの人達を黄色いローブの人達が虐めていたのを、キリーが助けている状況だろうと思う!って
「キリー!何やってんの!」

「御主人!コヤツ達、黄色い馬鹿が青いのを虐めておった!」

「何だよお前、横から入ってきて!黄色い馬鹿とは!」「こいつ、角生えてるぜ!気持ち悪い!」
「まぁ、待て、僕が話をつけるよ!」

 黄色いローブの人達は怒っているが、どうやら、このグループの代表者が話を着けるようだ。
「キリー。熱くなるなって!おい!」
 俺が声をかけてもどうやら無駄の様だ。仕方ないので様子を見て危なくなったら、助けに入る事にした、黄色い男の方を。。だからやり取りを暫く見守ろう。

「何じゃ?オヌシが黄色のボスかの?」

「まぁ、今居るこの中では僕が強いね!」

「何が強いねフッじゃ!格好つけよって、この人数を見てみ!オヌシ達20人以上、居るではないか!青はたったの5人じゃ!恥ずかしくないのかの!?」

「まぁ、落ち着きなよ!キミ!そんな奴等助けても、何の得にもならないよ?そんな奴等よりさー。僕達の仲間になりなよ?その方が利口だよ!僕達はどんどん修行して強くなってる!僕達の学園は最強さ!これからもっと強くなるよ!青の弱小学園の奴等と違ってね。それでも青の方について戦うのなら、相手をしてやるよ。」

「誰がオヌシ等の仲間になどなるか!かかってくるがよい!後悔しても知らんがの。」

 黄色が魔法を詠唱した。「……風神の鐘(ウィンドベル)…すると、竜巻が巻き上がる。周りの皆は服を抑えなが後ろに下がり始めた。凄い風だ!噴水の落ち葉や、ゴミが舞い上がっている。
そして、その竜巻がキリーを襲う、「…魔王の硬化(デモニギア)……」キリーは硬化をして竜巻の中を走り過ぎて行く。竜巻の刃がキリーの身体を切りつけるが硬化したキリーには、全く効かないのである。するとキリーは右腕を刀にして黄色い男の首筋に、刀の切っ先を当てた。首筋に刀を当てらている黄色の男は固まったまま顎を上に上げ震えている。決着は付いた。

「どうしたのじゃ?もう終わりかの?」

「ななな何者だ、キミは異端者か?」

 周りに居た黄色い人達は驚いて逃げて行ってしまった。
 すると、キリーは怒りながら言った。

「私は何者でもないがの!そして、オヌシの何が強いのかも分からんがの!
 あの仲間を見てみろ!皆んな逃げて行きよった!オヌシがピンチじゃと言うのにの。
 青の奴等を見てみい!皆、誰一人逃げんと5人で耐えておった!
 これが仲間じゃ!
 それに強くなると言うておるがの。本当に強よさを求める奴はもっと上見る!弱い奴を相手にして、それ以上強くならんからの。下しか見ておらんオヌシはもう上には上がれん!この程度の強さじゃ!さっさと帰えるがよい!」


 そして黄色の男は青ざめて帰って行ったのである。


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