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フェイク 〜偽者勇者の物語〜 作者:キージ
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頁1 プロローグ

 

 俺はアルシエル!7歳!

 ここには 昔、村を救った赤眼の勇者が祭られていて
 噂では勇者の剣がどこかに奉納されてるって話だ。

 俺も以前は必死で探し回ったが、どんなに探しても結局見つからなかった。

 そしてここには良質な魔石が取れる鉱山があり、
 小さな魔石がそこら中に転がっている。

 魔石とは魔力を吸収する石の事。
 硬度が弱く、加工するのが難しいんだが、加工すれば吸収した魔力を放出する事もできる便利な石。

 化学と言う技術で色んな事に使われているんだ。

 俺は毎晩、友人と待ち合わせて、ここで魔法の練習をしてる。

「それにしても…エリルの奴、遅ぇな…。」

「おーい!アルー!ごめんね!」
 綺麗な銀色の髪をした少年が 息を切らせて駆け寄る。
 こいつの名はエリル。 女っぽいけど男だ!
 年齢は俺より1つ年下の幼馴染。

 付け加えると
 こいつはレプリカント王国、三大貴族の1つ、ルシファス家の三男。
 小さい頃から病弱だった為、静かな所でのんびり暮らせるように身の回りのお世話する執事と2人で、この村に来ている。」


「隣の村が、魔物に襲わらたらしいんだ、
 魔物の軍団は次はこの村に向かってるって。
 だから、いつ、会えなくなるるか解らないし、
 アルに言っておきたい事があるんだ。………

 僕…実はね…アルに黙ってたけど……僕は………。」

 エリルは下向いたまま
 手をモジモジとさせて…何かを…言い出せないでいる。

「どうしたんだよ?何か変だぞ今日のエリル。」

 エリルの肩を掴んだ瞬間、大きな地響きが起こった。

 遠くの空が赤く染まっている!谷から見下ろすと村一面が真っ赤に燃えている。

「村がもえてる!」
 震えた声でエリルは叫んだ

 赤い空に何か飛んでいるのが見える。俺は目を疑った

「ドラゴンだ!」

「ねぇアル。。あのドラゴン。。
 こっちに向かって来てない?」

「エリル!伏せろ!」

 ドラゴンが上空を通り過ぎてく、風圧で辺り一面が振動している。

 凄い風だ!ダメだ!飛ばされそうだ!

「しっかりつかまってろよエリル!」

 龍の羽ばたきで、風が更に捲き上る!

 その瞬間…僕の横を白い何かが飛んで行く…
 それはエリルだった!エルリは谷底に落ちていった。
 そして僕の身体も…吹き飛ばされ……

 ………………

「おやおや、お目覚めですか?あなたは谷底に落ちました。そして助かりましたよ。但し、落ちた時に両目を失いました。

「エリルは?大丈夫なのかよ?助かったのかよ!」

「あなたのお友達は、行方不明です。」

「行方不明って俺だけ助かったのかよ……」

「そうです、あなたは我々、魔族の軍団が村を襲った帰りに拾ったんですよ…………そして助かった………。

「お前達が俺の村を?エリルを?…………

 はい……私達が襲い、そして拾ったあなたの目に
 最新の魔眼手術を貴方に施しましたぁ。ヒヒヒヒヒッ!

 さぁ、やっと私の科学の実力が認められる!!!
 ヒーッヒヒヒヒヒ








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