表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

姉妹がやりあうシリーズ(該当神格:アリアネ)(双竜世界ドラン・バースト)

童話 仲良しだった双子竜

作者: リィズ・ブランディシュカ




 あるところに、双子の竜がいました。


 双子の竜の名前は、フィアとユフィ。


 二匹の竜はとっても仲良しで、いつも一緒にいました。


 けれど、それは唐突に終わってしまったのです。





 フィアとユフィは悪い亡霊に騙されてしまいます。


「二匹の竜の内、どっちが優れているんだい?」


 親しげな顔をして近づいてきた亡霊は、そんな事を言います。


 フィアとユフィは、最初の内はまだ仲良しでした。


 どちらが優れているかなんて、考えもしません。


 だけど、亡霊は言葉巧みに二匹を惑わします。


 すると、その内に二匹は、段々とお互いを嫌うようになりました。


 相手の上に立たないと気がすまなくなってしまったのです。


 そのため、二匹はいつも喧嘩ばかり。


 そのせいで、辺りはめちゃくちゃです。






 争いは、見かねた戦士の男性が、二匹の竜を討伐するまで続きました。


 最後の最後まで、フィアとユフィは互いを憎み続けます。


 仲の良かった竜の姿はどこにもありません。


 その仲の悪さは、お墓の中に入っても喧嘩してしまうので、神様がずっといさめなければならないほどでした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ