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デビュー・エリタージュ

作者: 見夜明け

母は典雅な椅子に腰を掛けて優しく膝の上に乗せてくれて、次にある“物語”に言葉を通して心の奥底に述べている。




 「はるか遠い昔は四つの世界がある」


 「一つ目の世界、神が赤、黃、黑、白四種類の人を作り出したあと礼儀と平和、自然に対する敬意を教え導く、赤・人・は《土の守護者》、土に生まれた食い物や薬草をつかさどる、黄・人・は《風の守護者》、空気の流れを観察して操る心身の修練をつかさどる、黒・人・は《水の守護者》柔らかさと堅さを兼ね備える水の真義をつかさどる、白・人・は《火の守護者》全てを駆動する火をつかさどる」


 「最初人々はその言葉を守っている、しかし何代も経った、人々はその言葉を忘れて戦争の乱世になってしまいました」


 「神は罰を降ろしす、世界中の火山は一斉に爆発した、一つめ目の世界“好戦”が終わり、次に二つ目の世界」


 「一部残っている人は災難がすぎたら二つ目の世界を始める、でも同じに初めは自然と共生のくらし、今回の人のは宗教を通して思想を延び続けていたら、欲望が強めた」


 「神は再び罰を降ろした、世界を傾く氷河時代についた、二つ目の世界“私欲”が終わり、続きに三つ目の世界」


 「世界は少し暖かくなった、地面のしたに避けた生き物たちは地面に戻る、新しい世界を作り、今度の文明は飛べる船を作った、しかも世界の外にも行った、でも品徳が滑り落ちた」


 「神は三度目に罰を降ろす、世界は外来の海に浸す、三つ目の世界“邪悪”が終わり」


 「四つ目の世界が始める前に、神は赤人、黃人、黑人、白人を集まり、もう一度礼儀と平和、自然に対する敬意を教え導くと、人々はそれぞれ違うところへ暮らす」


 「四つ目の世界“叛乱”の発展がすごく速い、しかし半分以上の人が空の青い建物に滅ぼす、残った人は新しい人種とともにシードをつれて“五つ目の世界”に向ける」




 口数が少ないけど、物語を述べるのは別の話だ。


 それにしても、母が述べた物語は何だか世界歴史の様な気がする。細かいところはリアル過ぎる、それに異世界だし、何があっても可怪しくない。合理性を注意したら問題ないはずだ。

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