6.超能力者
噛まれたあとすぐ眠ってしまっていたらしい、その日から何日もたつがいまだに夢だったのではないかと思う。
あの日以来彼女は姿を現さないし、
まぁいいか、夢で折られた腕も直ってるし問題はない!
長い春休みが明け、今日から学校である。
久しぶりだ~、友達いないけど久しぶりなのでテンションが上がってしまう~!
「てるきー、ご飯はー?」
「今日はいいわー、かあちゃん、なんか腹減ってねー。」
俺は元気よくドアを開け家の外に出た!
太陽最高だぜー、太陽に向かい体を伸ばした。
「フンーと、行きマフか~!」
ぶわッ!
手から火が出ていた、その火は身体中にまわり
俺は燃え上がった。
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「うわぁぁぁぁぁぁぁ、熱い熱い熱い熱い、」
「よいしょー、ウフフ」
俺は担がれ影のあるところに連れていかれた。
影に入ったら炎は消えた。そして、そのまま俺の部屋に連れてってくれた。
俺は助けられたらしい、彼女に、念銅に、
彼女の体も燃えていたが影に入った途端炎は消えていた。
「気をつけて、あなたにあげた力は吸血鬼よ、まぁでもこれでしんじたでしょ?これまでのこと。
とりあえず、あなたには説明することがいっぱいあるわ、今は分からなくても聞いてね、
私は超能力者なの!」