王女?
女神を見ているとやはり時は早く感じる。
放課後だ。
転校生に話をきこう!転校生?いや、転入生と言うのか、転入生の名前は飛鳥 心だったとおもう。
校舎の裏側のひと気のないところへ転入生飛鳥を呼んだ。
「なんですか?私に用があるのですか?
これはもしや拉致とか言うやつですか?」
「ち、違うの!
ごめんね、驚かせて!私達聞きたいことがあって…」
「そ、そうなんだよ、そのー、あの~うん、
君ってもしかして異世界人?」
やっべー、ど直球!人と話すことの少ない俺はテンパっていた。
「な、なぜわかった!!」
えぇぇ!本当にそうなの?そんなことってあるの?実はみんな異世界人なんじゃね?
「やっぱりそうか~!ウフフ」念銅は嬉しそうに笑う
「貴様それを知ってどうする?私を殺すつもりなのか!」
「ち、違うよ。君と仲間になりないんだ!」
「うんうん!そう!お友達になりましょ!」
岸神と念銅はにこりと笑い話しかけた
…
「なるほど事情はわかった。そして私の世界から来た怪物どもを倒すための情報がほしいってわけか。代わりにもとの世界に戻る助けをしてくれる?それでいいですか??」
「ま、簡単に言えばそんな感じだ。」
「飛鳥さんはなんで学生をやってるの?」
当然の疑問だな。俺も気になっていた。
「ある日ドアを開け入るとこの世界に入っていたんです。それに気づきドアに戻ったが私の世界とは繋がっていないただのドアになっていたの。
そして入り込んだ所は今私のすんでいる家なんだけど、その家に住んでいた夫婦が最近死んだ娘にそっくりと言ってきて、生まれ変わりと思われているのよ。それでなんやかんやあり無理やり学校ってわけです。まぁでも学校は情報収集には最適かもしれないとおもったので。
当たりでしたね!あなたたちと会えたから。」
「あ、あとここであったのも何かの縁!
私達を助けてください!
実は私…
王女なんです!」
んん?ちょっと何言ってるかわからないぞ!