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ヴァンパイアマン  作者: ポンチョ
2話ニートの学校生活
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学校へ!

「あんたに彼女?まぁ!

もう!そんなめでたいことはないわ、今日はごちそうね!」


「は?おにぃに彼女?絶対金払ってるでしょ」


「お父さんは反対だ。こんなに可愛い子、お前には釣り合わん。

まぁじゃがその子がいいならいいだろう。」



え~と、まぁだいたい反応はわかってたわ、うんうん、とりあえず…

めっちゃ恥ずかしい!

何これ?世の中のリア充男子はこの恥ずかしさをどうのりきってんの?


「ま、まぁそういうわけだから明日からよろしくなぁ!」


「よろしくお願いします、お父様お母様妹様。ウフフ」


ぐおおおお!俺彼女できちまった~

_


なんやかんやがあり俺と住むことになった念銅、とりあえず家では彼女設定である。だがしかし!

俺には好きな人がいるのだ!

その子にあたって砕けるまで誰とも付き合うつもりはない、ほんとだよ嘘じゃないよ!


そして、念銅とのはじめての朝を迎えた。いや、えっちいことはしてないよ、ただの一緒の部屋でねただけだよ。


岸神家の、部屋はいっぱいいっぱいである。そのため念銅とは同じ部屋で住むことになったのだ。


てか。一睡もできんかったぁぁ!寝れねーよ!

思春期の男子には美少女と寝ることなんて、できねーよ!


「あ、おはよー、よくねむれた?ウフフ」


「お、おう!

あ、服はかぁちゃんの古着でいいか?それしかねーんだ」


「うん!いいよ!

早く学校行こー!私新入生だよ!!」


「そうだな、行くか!」


「あ、それと吸血鬼だけど、このクリーム塗っとけば鏡写るし、牙も生えない!だから顔は洗わないようにね!学校では!ウフフ」


「りょーかい!朝ごはんできてるらしいから早く食っていこうぜ!」


「うん!」


てか、昨日学校やすんじゃったなー、始業式だからあんまかんけーねーけど、

クラスどーなってっかなー、桜木さんと同じクラスかな~?


まぁ、久しぶりの学校!いっくぞー!ぉぉぉ






この時岸神はまだ知らない。


学校にすでに恐怖が紛れ込んでいることに。

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