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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

宗教団体の教祖が国家を転覆行う話

作者: 真穴みかん
掲載日:2025/10/18

注意、これは反社会的行動を助長する作品ではありません

欲望は世界を変えられる、そんなお話




「今月末をもって…退職してもらいたい…」

「は?」


突然のリストラ報告、元々営業不振だったから人員削減すると思っていた、でも俺だなんて


「明日からどう生きよう…」

「お!久しぶりだな松原」

「……赤松?」


赤松兼(あかまつけん)中学の頃からの親友だった男、久しぶりだな、だって最近は会えてなかったから


「どうしたよそんな死にそうな顔して」

「会社からリストラされた」

「嘘だろ!お前あんな頑張ってたじゃん」

「衝撃だよ、俺もあんなに頑張ったのに、俺もう生きる意味あるのかな…」

「…なぁ真」

「?」

「俺と宗教団体を作ろう」

「何言ってんの?」

「簡単だ宗教団…」

「違うそれじゃない、宗教団体を作ってどうするんだよ」

「お前もだけどお前以外にもこうやって苦しんでる人がいる、その人達の為の宗教だよ、名前はそうだな…師神教(ししんきょう)なんてどうだ、お前が教祖で俺がお前の補佐をやるから」

「どうした?お前何かおかしいぞ、こんな事で何になるんだよ」

「はは、実は俺もリストラされて…だから同じ人を集めてこの傷を分かち合いたくて」

「なんでそれが宗教になるんだよ」

「宗教だからこそだ、信徒でいる者に神がいると言う希望をあげたいんだ」

「どうやって信徒を増やすんだ?」

「まずは鬱病と思う人やお前のように苦しんでいる人から信徒にしようと思う」


その三日後宗教団体、師神教が誕生し信徒集めを開始した


そんな9月から12月になったある日


(私は何で生きているのだろう、死にたいのに死ぬのが怖い一体何が救いになるだろう)


「こんにちは、いつもここにいますよね」

「…こんにちは」

「あなたの目…今苦しんでます?」

「…何でわかったんですか…」

「目に生気が宿ってないんです、これはいけない協会へ行ってみましょう」

「協会?」

「行ってみればわかります、教祖様と話してみればいいです」


(それくらいなら…行ってみるか)


「教祖様」

「赤松君その子は?」

「目に生気が宿ってなかったので連れてきました」

「そうか」

「あの…私は何を」

「教祖様と二人で話合うのです、では私は」

「こんにちは僕は松原真君の名前は?」

「…」

「あぁごめん急すぎたね、答えたくなければ答えたえなくてもいいよ」

「わかりました」

「師神教最近できた新興宗教なんだ、実は僕は神の子でね」

「神の子?」

「僕の右目を見てみて」

「あっ青い」

「そう、実は神の子は片方の目が青いらしい」

「本当ですか…」

「君悩んでるでしょ、その感じ的に…結婚の事かな」

「何で知ってるの…」

「ある程度、ある程度ですよ、大体分かるんですよ、何に困ってるか」

「…」

「実は僕もつい最近まで辛い事が沢山あったんです、でもそれを乗り越えたんです、大丈夫あなたも乗り越えられる」

「…!」

「辛くても大丈夫私がいます、共に乗り越えましょうこの先の道を」


信用してしまったらしい、「あ、この人も辛い事を乗り越えたんだ」とでもそれが崩壊が始まる原因になる


「ではまた明日」

「はい」

「……赤松うまくいってるかい?」

「あァ」


組織は拡大していった、心理学により信用させ信徒が約150人も増えていった


また様々なオカルト的な事を売り込み更に信徒を増やしていった


「……」

国松(くにまつ)さん、どうしました?」

「新興宗教、師神教…何か感じるな…」

「そうですか?」

「……調査するか」

「どうやって?」

「普通の警察らしく職質でもすればいい」


公安総務課所属、国松邦政(くにまさ)この男は師神教壊滅の直接的に関わる男になる


2日後


「…」

「すいません、ここ最近ここら辺で強盗事件がありましてね、少しバッグを見ても良いですか?」

「はい、どうぞ」


(松原真27歳無職、元々は会社に勤めていたがリストラされそれ以来職にさ就いていない、親族は皆亡くなっている、今は師神教の教祖…見極めろこの男はソレかソレじゃないか)


「こちらは何でしょう?」

「本です、じつは私宗教の教祖をしてまして」

「あ!そうでしたか…師神教どんな宗教なのでしょう?」

「私が教祖とし皆と話し合い問題を解決していく宗教です、信仰する神は私です」

「そうでしたか、もしかして国家転覆しようとしてます?」

「!…何の冗談ですか」

「いやーあなたも知ってると思いますよ、日本でかつて宗教団体が起こした事件を、あ!疑ってる訳じゃないんです、ただ注意深くなってて」

「あ、そうでしたか」


(国家転覆と言った時少し空気が揺らいだ、一瞬の驚き…だがまだソレと決まった訳じゃない、だがこれ以上は聞き出したら疑われるかもしれない)


「異常なし、すいませんお時間とらせて」

「いえ大丈夫です」


(あれはチェックの対象だ、いつ反乱してもおかしくない)


3ヶ月が経った師神教は更に力を増して遂に信徒は1000人を超えた、そして


「久しぶりですね、教祖様」


武力担当隊長、剛田等英、スポーツ選手


「お久し振りです」


情報担当隊長、鳩村公麻呂、警官


「久しぶりです」


科学担当隊長、財前弘之、科学者


「では会議を始めよう」


教祖補佐、総合担当、赤松兼


「うん、今日全てが変わる、是非聞いてほしい」


今思えば軽いノリだった、知らない内に団体も拡大していったそんな4ヶ月程前覚悟を決めた、俺のやりたい事それは不平等のない社会、その為に─────


「私は私達は日本を制圧する、新たな日本を国を作る、武力担当武器の方は?」

「今は約数千数万程でございます」

「よくやった、薬品の方はどうだい?」

「はい、完成いたしました」

「ただまだ宣戦布告はせずにいよう、時を待つ」

「教祖様女共が」

「あれ?赤松女の子達は君に任せてたろ?」

「皆あんたに会いたいらしい、だから俺はそれの踏み台みたいに扱われてるよ、教祖と言う格がそんなに好きなのかな」

「そうか」


公安総合課


「うーんこれはそろそろかな…」

「いつ反乱を起こしてもおかしくなさそうですね」

「鳩村も向こうではどうなってるだろうか」

「公安から向こうに行って3ヶ月、今は隊長クラスにもうなってますからね」

「怖いなぁ」

「そうですね」

「でも反乱は許されない、平和を壊そうものなら全力を出して止めるぞ」


反乱開始まで残り三日




「どうだい?終わらせた?」

「はいっ敵となる弁護士を家族丸ごと葬りました」

「よくやった」

「では」

「うん、行ってくる」




パチパチパチパチパチパチパチパチ



「皆よく来てくれた」

「教祖様、教祖様」

「この世界は決して平等ではない、不平等な社会だ、ならどうすれば平等は終わる?そう誰かが国を統治する、平等の社会の為に国を統治する」




ザワザワ




「その為にすべき事それは革命だ、私はこの日本を変える国家転覆を行う、これは国家への宣戦布告となる、皆戦ってくれ平等の為に」



ウォォォーーー




その次の日化学薬品VXガスを警察署へと撒いた




この話題でニュースは持ちきりだった、臨時国会までも開かれた




だが一斉捜索はできなかった、ガスを撒いた人間がわからなかったからだ




反乱まで残り1日




(世界は平等ではなかった、何をしても幸せにならない事がある、そんな世界はクソ食らえだ、新たな世界を創る、新たな世界の王になるその頃為ならば)




「どうした松原」

「赤松…いや何でもない、そういえば何でお前はここまでついて来たんだ?もう引き返せないこんな所まで」

「俺も新たな世界でやりたい事があったから」

「そうか」




公安総務課




「明日に反乱を起こす事を師神教は言っている」

「兎に角俺達は鎮圧をするんでしょう、武器は?」

「使ってよいと認められた、慎重に取り組め教団による犠牲者を出さない為に」

「はッ」


「国松さんは何をするんです?」

「松原そして赤松を捕まえる」



12時55分


「残り5分です」

「まずは警視庁本部だ、薬品は本当に使わざるおえないに使え」

「はッ」

「では、全軍前進」


「速報です、宗教団体師神教が宣戦布告を行い進軍を行っています」



「始まったか」

「では俺は他の場所へ」

「鎮圧したらまた飲みに行きましょう」

「あぁ」


バババッ


「ウォォォーーー」




「世界は変わる平等を望む欲望によって」

「警察も終わりだな」

「演説を行おう」

「はい」


(胸騒ぎがする何だろうか…)


「皆よく頑張ってくれた」


バッ


「私達が世界を変える、皆歴史が変わるこの瞬間を共に…」


バンッ



「どうした」

「く、国松さん」

「何だ何を慌ててる?」

「教祖松原が撃たれました]

「は?警察が撃ったのか?」

「いや当時は一時休戦をしていましたから警察は中に」

「鳩村か?それとも剛田か?」

「いえまだ誰か…」

「そうか」


その後赤松が緊急に教祖となり侵攻を続けさせた


だが


「何故だ何故勝てん」

「暴れないで下さい、教祖様」

「黙れこのクソ女がッ」

「教祖様我が軍の剛田が自首しました」

「クソッ何故だ」


赤松は教祖の器ではなかった、元々平等に接していた教祖から自分勝手な教祖へ様々な人間が自首して行った


「教祖様がいないぞ」


教祖赤松は逃げ師神教は壊滅を迎えた、隊長格は次々逮捕され赤松のみ失踪していた


それを狙って行動していた


コンコン


「中身空洞だね、よし開けて」

「いたぞ、赤松だ」

「何で」

「君達が反乱してたあの時僕はずっと防犯カメラを仕掛けてた、捜索する時の事を考えてね」

「君もわかるだろ、団体は崩壊した」

「そうか」

「松原は良いことをした」

「は?」

「松原の最期の遺言は「赤松が自分を撃った」と言う発言だ、確かにあの場には君のみいなかった、だから君を全力で妨害させたよ」

「まさか…信徒が抜けたのも」

「そうスパイにより噂を流した」

「ハァハァ…」

「君の負けだ、ほら手を出せ」


ダダダッ


「鳩村!」

「!」

「撃てぇ!!鳩村ァ!!そいつを殺せェ!!!」


バンッ


「ガッ」

「この鳩村も妨害の一つ」

「スパイ…だったのか…」

「何で君はこんな事を起こす元凶になった?」

「ハァハァ、そこまで知ってるのかァ」

「あァ宗教団体を始めようとした事知ってるよ」

「ハァハァ」

「気まぐれでそんな事した?国会転覆したかったから?殺したい相手がいた?ハーレムを築きたかった?」

「!」

「ハーレムに反応したね、それが理由かな?」

「悪いのかよ!くそがくそ野郎が自分で出来ないから松原を使ったのにッ使えないカスだったせいで全て失う羽目になった!」

「一つ言おうか、もしこれが物語になるなら君は主人公になれない、何故かわかる?だって主人公と言う器に君は収まらないから、残念だが君はそんな人間だ、君は誰と組もうがあの銃殺の時点でアウトだったんだよ」

「ガッアァァ」

「ほら立って」

「17時23分赤松兼、逮捕する」

「くそがァァ」



15年後




「これが宗教団体の教祖が国会転覆をする話の全てだ」

「すごいですね、展開急でしたけど」

「まァ僕がわかってるのがそこまでだからね」

「赤松はどうなったんですか?」

「五年後死刑執行が確定する数時間前昼飯を喉に詰まらせて死んだ」

「無様な最期ですね…」

「無様な人間にはぴったりだろ、逆にちゃんと信念を貫いた松原は歴史に名を残す華麗な死に方した、まァ松原が正義な訳ではないけどね」

「!師神教の後続団体が武器を作っているとの情報が」

「そうか、じゃあ調べよう」

「はい」
















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