やっぱりなんか崖に大穴があいてるんですけど
誤字脱字が多すぎるっぴ(‘、3_ヽ)_
大量の報告をみて頭かかえてました。これはひどい。ご指摘ありがとうございます
累計20万PV・総合評価2,000pt・ブックマーク400件…
嬉しいです。嬉しいですが一周回って吐きそうです。
こんなことになるなんて微塵も考えてなかったので(‘、3_ヽ)_。
一部、表現に関してご指摘をいただくので、この際少しだけ設定をば。
関西文化圏の影響下の北陸地方都市です。「あっこ/あそこ→あこ」など独特の表現があります。
ほぼ答え言っちゃってるようなものですが、一応どこが舞台はあくまでフィクションです(‘、3_ヽ)_
「暑い。」
入院期間4日目にして、4日ぶりの景色を私は再び眺めていた。あんなに大変な思いをして後にした、キラー・ハニー・ビーの巣穴がある断崖に、私は帰ってきた。深淵に続くあの穴は、あの時とまるで変わらない。もちろん、今もなお本来の私は病院で寝ていることになっている。病院の地下駐車場からひそかに探索者協会の車で出発し、ここまで来た。…というより、連れてこられたと言う方が正しいかな。
あの時と違うのは、たった5人ではないということだ。まず、佐藤さん、霧島さん、私の3名。そこに加えて、あの時奏達を地上に連れて行ってくれた、鈴木さんと中川さん達、探索者の人達が4名。ここに、探索者協会の風見さんを加えた合計8名のメンバーだ。そして、ここに来る前に探索者の全員が、NDAにサインをしている。
NDAの中身を大雑把に話すと、『今回の探索内容全部』だ。あとは『探索者協会の内部情報』と『参加した探索者に関する全情報』だ。これは、至って普通の内容に思えるが、『参加した探索者に関する全情報』を制限するのは結構厳しい。これはつまり、『誰と一緒に参加したか』程度の話も全てNGとなるということだ。
さて、そこまでは良いとして…残念ながらここに来てから、「何故ここに仮免許の女子高生がいるのか」という視線を感じる。佐藤さんと霧島さんは当然違うし、鈴木さんと中川さんも、なんとなく薄々気がついていたみたいで、苦笑いをして二人で話しあっている。つまり、ここに私がいる事に対して、この不審がった目線を向けてきているのは、私も会ったことがなくお互いに名前を知らない、残りの2名の探索者だ。
気持ちはわかるが、ここにきて向けられるこのような視線は、あまり気持ちが良いものではない。そもそもが、現在封鎖されているFPダンジョンに潜っている時点で、何かしらの特殊事情があるのは理解できるはずだ。更に言えば、これは探索者協会からの任務…つまり全員仕事なのだ。にも関わらず、その仕事中に「子どもがいるんだが」という視線を、これ見よがしに、それも露骨に本人に向けるのはいかがなものか。しかも、そう、しかもだ。これから一緒に潜るメンバーに対してだ。気持ちはわかるが、あまり仲良くは出来なさそうだな…。
まいったなー。やっぱりこの話、断ればよかったかな?でも報酬が魅力的だったしなぁ…。
********************
「明日、地底湖へ案内してほしい?」
「そうだ、例の硝酸地底湖だ。」
十文字さんが『特別ダンジョン探索許可証』まで用意して、私に依頼したいこととは、硝酸地底湖への案内だった。だが、それだけなら私でなくても良い。
「かまいませんが…佐藤さんや霧島さんでも問題ないのでは?」
「当然、その二人も一緒だ。一緒だが、君にも来てほしいのだ。」
「何故です?」
どうしてだろう。案内であれば、佐藤さんや霧島さんに頼めば何も問題はない。報酬と依頼の内容が違いすぎる。こういう場合、他に目的があるはずだ。
「まずひとつに、これは実地検証も兼ねている。君たちに起きた出来事は、確かに聞いたが、実際に現場において確かめたい。当然、重要人物である君にも来てほしい。金田君や加藤君にも頼みたいところだが、あの二人は本当に入院中なので除外だ。」
「なるほど、一応は理解できます。ですがそれならば、明日である必要は無いかと。」
「一応ダンジョンには修復能力がある。早いこと実地検証ができるに越したことはない。」
それは確かにある。だが、理由としては弱い気がする。どう考えても決定的な理由にはならない。ましては、私や佐藤さんや霧島さんも、ここは休みたいというのが本音だ。死闘を潜り抜けてきた後に、再び現場に潜れというほど、探索者協会がブラックだとは思いたくない。
…硝酸の資源化を狙っていたとしても、動きが性急すぎる。なにが、探索者協会をこんなに急がせる?アイツ絡みか?いや、それならば、もっと探索者協会全体で動くだろう。ならば除外だ。…もう少し話を聞かないとわからないな。
「地底湖に向かうだけですか?より詳しい話って聞かせてもらえます?」
「かまわない、かまわないが、その場合他の報酬の話もしなければならないのと、これ以上の話をするには、この書類にサインをしてもらわなければならなくなる。」
そういって十文字さんが、2枚の紙を机の上に置く。
1枚目はNDAに関する契約書で、2枚目は―
暑さにまけました。今日はいつもどおり更新できないかも。(‘、3_ヽ)_。
あと、ちょっとお部屋の網戸の掃除したいかもです。(‘、3_ヽ)_
やるかどうかは未定。(‘、3_ヽ)_
新作あり〼
触手 in クーラーボックス(仮)
https://ncode.syosetu.com/n1200kj/