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【⭐️5,000ブックマーク】愛用のクッションがどうもなにか変【累計350万PV】  作者: 一級フラグ建築士
第7章 海の貴婦人攻防戦(中)

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160/225

なんか私が必要無い気がするんですけど

必然的にいろんな設定が明らかになる回

クロのステータスがでるので、お話としては短め。

 「クロ、ステータス鑑定をしてもいい?」

 『構わないよ。』


 一応、テイムによる主従契約とは言え、ペットや奴隷のように扱う気はサラサラない。聞かされたニャゴスの歴史からみても、そのように扱う気にはなれないし、なにより私がそのようにクロを扱うつもりはない。というか、今は黒猫の形をとっているだけで実際は神話生物だ。いかに服従しているとはいえ、そのつもりで付き合っていかなければならない。故に私はクロの許可をとって、ステータス鑑定を実行する。


-----------

●STATUS

LV:50

HP:7820/7820

MP:3800/3800

MP自然回復:@50/min


>INFO

 -NAME:クロ=ニャゴス

 -JOB:メイド

 -AGE:(測定不能)

 -SEX:無し

 -SPECIES:奉仕種族ニャゴス【変異体】

 -PROPERTY:【不定形】【粘液生物】【神話生物】【変身】【魔法生物】【悪食】【猫】


 ・とある種族が人工的に作り出した奴隷種族…だったが、世界規模の労働争議を起こし勝利。奴隷種族から奉仕種族へと種族名も改められた。ただし、大多数の個体は、元主人と一緒に海底都市に封印される事となった。免れた個体の中には、新たな主人となる種族につかえている個体も多数存在。

 ・『海の貴婦人ダンジョン』45階層の『海底都市リーリエ』で、『棲まう者』と共生していた『ニャゴス』達の元ボス。現在は、黒川理恵に服従し従魔となる。その際の名付けで、黒川理恵のイメージが強く反映されたために変異。『猫』の特性を獲得した。ただし、元のニャゴスの特性は失われていないため、別に猫の姿を取る必要も無い。

 ・水陸どちらにも棲息できるが、水の中のほうが動きが素早い。とある種族が地上侵攻用にも使うことを計画していたため、戦闘力も高い。魔法が得意。


>PARAM

 -STR:320

 -DEF:1,208

 -MDEF:2,028

 -DEX:2,400

 -INT:421

 -AGI:704

 -LUK:380


>SKILLS(COST)

 -PASSIVE

  ・◎統合魔法強化

   【火魔法強化V/水魔法強化V/風魔法強化V/地魔法強化V】

  ・◎統合応用魔法強化

   【熱魔法強化V/氷魔法強化V/電気魔法強化V/金属魔法強化V】

  ・精神耐性V

  ・魔力制御IV

  ・HP吸収V

  ・MP吸収V

 -ACTIVE

  ・◎統合元素魔術

   【火魔術V+/水魔術V+/風魔術V+/地魔術V+】

  ・◎統合応用元素魔術

   【熱魔術V+/氷魔術V+/電気魔術V+/金属魔術V+】

  ・◎統合深域魔術

   【光魔法I/闇魔法V/空間魔法II/重力魔法I】

  ・アイテム鑑定III

  ・魔力観察V

  ・強化魔法V

  ・念話

  ・HP・MP共有(主人)

 -ABILITY

  ◎ハウスキーパー【料理VII、洗濯VII、掃除VII、育児V、園芸V】


>APPELLATIVE

 ・黒川理恵の従魔

 ・神話生物

 ・労働争議の勝者

 ・変異種

-----------


 いや強くない?いや、まぁ、今まで到達者がいない、海の貴婦人ダンジョンの45階層にいるんだから、それなりに強くないとおかしいのか。そして魔法関係で、いろいろと私に足りてないものが発覚した。なるほど『鑑定』系統の魔法を持っていると、かなり便利なんだな。…よく読むと、この『リーリエ』のニャゴス達のボスだったことがさらっと書いてある。


 神話生物だから怖さもあるけど、これだけ強いクロが私の従魔になってくれたのは、正直心強い。それに持っているスキルも、私よりも断然役に立つというか、下手すると私が不要になるレベルだ。ほとんどが、私の持っているスキルの上位互換といって差し支えがない。


 「ねぇ、貴方強くない?本当に私に服従する必要あったの?」

 『肯定。その必要があった。私は貴方についていく。』

 「そう、クロがそうなら、いいよ。」

 『ところでご主人、ご主人から甘い匂いがします。』

 「甘い匂い…?あっこれのことかな?」


 私はカバンから、蜂蜜がはいった水筒をとりだす。例の大容量水筒だ。ここまでもちびちび飲んできているが、まだまだ入っている。さっきも、水代わりに飲んだばかりだし、その臭いが残っていたのだろう。


 「口に合うかな…。」


 私は部屋にあった皿に蜂蜜をいれて、クロの前に出す。今クロは猫の形をとっているので、猫に蜂蜜をやっているみたいだ。皿にだされた、蜂蜜をクロは舌を出して舐める。一舐めしたあと、しばらく硬直したかと思うと、凄い勢いで蜂蜜を舐め始める。あっという間に皿の中の蜂蜜は無くなってしまった。


 『おいしい!』

 「ならよかった。」

 『なんかこの蜂蜜?エリクサーが混じってる気がするんだけど、高級品じゃないの?』

 「まって。今なんて言った?」 

 『エリクサー?』


 最初に『エリクサー』と聞こえた時は空耳だと思ったが、そうではなかったらしい。いや、本当に空耳だったら良かったのに。


 「…そのことはしばらく内緒にしてもらっても良い?」

 『?分かったー!』

 「ところで、この蜂蜜、定期的に欲しい?」

 『欲しい!』

 「わかったよ。」


 どうやら『海の貴婦人』から帰還できたら、再び『FP』に潜らなければならないようだ。

クロのステータスは、ちょっと変わるかもしれません。程度がよくわかんなかった(‘、3_ヽ)_

魔法に強い+闇魔法が得意あたりはちゃんと設定なので、他の設定との折り合いがにゃぁん。

高いステータスは、神話生物+にゃゴスのボス+めっちゃ長いこと生きているの設定があるので

これぐらいになるハズ。


奉仕種族故に高いDEXと、黒川理恵にテイムされたために高くなったLUK、神話生物ゆえの高耐久DEF/MDEFと、猫の素早さAGI…あれ?もしかして強すぎない?


Q タイトル『なんかうちのメイドは不定形なんですけど』でよかったんじゃないですか?

A やめろ、怒られるだろ。ガチでやめろ。


別の作品もあります。よしなに。

愛用のクッションがどうもなにか変

https://ncode.syosetu.com/n4475kl/

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― 新着の感想 ―
あと書きでセルフ宣伝になったけど 『この作品はこの作品の別作品です!』
テケリさんネタは本当に不定形メイドさん小説の事だったのかいw
奉仕「湯」族故に高いDEXと 後書きは誤字報告に含まれてないのですな。ヤバい存在に使える存在がヤバくない訳がなく。
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