なんか経費で落ちないんですけど
累計180万PV達成しました。ヽ(=´▽`=)ノ
ブックマーク3,800件突破しました!ヽ(=´▽`=)ノ
誤字脱字増量しましたヽ(=´▽`=)ノ
最後は増やすなよ。なお、わざとではない。(‘、3_ヽ)_
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
「にゃぁ!」
焦りすぎて変な声になったけど、『プリミティブ』を使って、うーちゃんとさーちゃんに飛びつく。うーちゃんとさーちゃんにも『プリミティブ』の付与を使って、衝撃から守るようにする。机がひっくり返り、空の皿やカップが割れる。…食べかけだった『BBチーズケーキ』だけが名残惜しい。くそう。
とりあえず、物理的に距離をとる。
バチィ バリバリ
ズドン バキバキ
あれからも電気魔法と氷魔法が、双子めがけて次々と飛んでくる。双子に命中しているけど、物理的に効いていない。あくまで魔力によるダメージが入っている。それでも牽制にしかなっていないが。やはり遠距離射撃だと威力が出ないか。
「待ちなさい!」「逃さない!」
嫌だね。二人を引きずってでも逃げるよ。元から高いSTRと、プリミティブによる強化を使って、二人を引きずるように、逃げる。目標まで残り5メートル。聖水の効き目はもう無いようだ。まぁ本来、レイスに対して『致命的』なダメージが入るハズの聖水をくらって、『痛い!』だけで終わってるしね。化け物め。
「アイスニードル!」
適当に『アイスニードル』を双子に向けて撃ちまくる。『高速詠唱』で発動速度が早くなっているのに、『アイスサファイア・シリウス』によって威力が上昇しているのは一種のバグだ。狙いは付けずに、マシンガンのように撃ちまくる。所詮は牽制だ。目標まで残り3メートル。
一方の双子はというと、アイスニードルがあたっても平然としている。ただ、行動阻害にはなっているようで、かなりうっとうしいことだろう。さぁ、こっちを追ってこい!
「無駄な抵抗。」「逃げられる訳がない。」
「そぉい!」
足に力を込めて、目標地点にダイブする。PARAMは高いけど、それでも3人分の体重を支えるのはしんどい。だが、目標地点到達。
ギャリンッ
「「え / っ」」
双子の霊体に、斜めに線が入る。剣閃は、私とうーちゃん、さーちゃんのスレスレまで届いたが、目標地点まで下がった私達はギリギリ回避に成功する。
「反対側の黒川君にばかり、意識が向いているからそうなる。だから店内から出てきた私に気が付かない。」
ギャリンッ
――切返しの追加の剣閃。
双子の霊体に大きなバツ印が完成し、切れ目からガス状の魔力が漏れていく。
「ッいつの間に!」「バカな、ちゃんと周りは見てた!」「いるはずがない!」
「つい最近、便利な透明化アイテムが手に入ってね。重宝している。」
「「十文字ッ…!」」
「残念、背中がガラ空きだよ。」
「「しまったッ!?」」
「アイシクル・パニッシャー・クロス!」
ガシャァアン
既に分割されていた霊体が、氷柱の魔力にぶつかり吹き飛んでいく。建物を越えて、遠くまで遠くまで飛んでいく霊体は、恨めしそうにこちらを睨みつける。
「しばらくは」「大人しく」「してあげる。」「「でも、次は必ず!」」
「魂のほんの欠片の霊体でこれか。嫌になるな。」
「二人のカバンの購入費と、繋ぎっぱなしだったスマホの通話代金、あと、テラスとかの修理費用と、それから、ケーキとコーヒー代って、西部支部から出してもらえますか?」
「…ケーキとコーヒ代は自分で払いたまえ。」
「ですよねー。」
「とりあえず話を聞きたいんだが。」
「その前に二人を病院へ。」
「既に手配してある。聞こえるだろう?」
確かに、こちらに向かってくる救急車のサイレンが聞こえてくる。
「さて…ス◯バになんていって説明しようか。」
「お任せしますね。」
私は左耳につけていた、無線イヤホンを外し、ケースに仕舞った。スマホの通話も切る。ス◯バ前の道路の向こうから、霧島さんと中川さん。そして鈴木さんがやってくるのが見えた。
次回 これ実は2部の真ん中
ちなみに、作者の収入は逆にゼロになりました。
今月どうしよ(‘、3_ヽ)_
新作あり〼
触手 in クーラーボックス(仮)
https://ncode.syosetu.com/n1200kj/