明日を唄う歌
その歌を
一瞬一瞬変化していく
わたしの中に積み重なる記憶
わたしの中に募っていく感情
わたしの周りで繋がる絆
わたしの周りを取り巻く世界
何度も何度も繰り返していく
東から西に流れていく空
見知らぬ人との出会いと別れ
手に入らない結果と失望
挑む気持ちと進めぬ焦燥
今の私 as same as 昔の私
変わりたいのに変われない
みんなの中の一人じゃなくて
みんなと違う一人になりたくて
あなたと違う自分になるなんて
誰にも言えずに独りで泣いて
変えたい自分のままでいられない
他人とは違う誰かに憧れて
自分も違う何かになりたくて
けれど「違う」が溢れすぎていて
どこに向かっても誰かと同じで
今の私 alone same single 今も私
誰かではない何かになりたい
わたしの中で積み重ねた記憶
わたしの中で募っていく感情
わたしは周りに認められたくて
わたしは周りを突き放そうとする
alone
al-one たくさんに混じったたった一人
大勢の中の没個性
そんな風に思えてしまうから
誰から羨む一人になりたい
「自分」は「自分」なんだと叫びたい
single
sing-le だから歌う 歌い続ける
季節が巡り星が巡っても
その瞬間に見せる輝きは
ただ一つだと信じてるから
羨む星のようになるんじゃなくて
星が羨む何かになりたい
だから
今の私 as same 明日の私
何度も繰り返し変化していく
進めぬ焦燥にも挑む気持ちで
届けたい相手がいる
認められたい誰かがいる
絆を持っているそのことが
他の誰でもない「自分」である証なんだと
届けばいいと、そう思う
下に本作を書くきっかけとなった作品への
リンクがあります。
良ければご覧ください。