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最強魔法剣士の弱キャラ転生  作者: ちゃそ!!
2/4

1話 いつも通りの日常が…

20××年のある日の朝。


「奏にぃ、早く起きて!学校の時間だよ。」


でも、眠たかった僕は無視を決め込んで2度寝しようとした。


「もう、奏にぃ、今7時30分だよ。」


その言葉に青ざめてばっと布団から出る。

「嘘でしたー。起きてるの分かってるよ。でも、もう7時だよ。あ、あと朝ごはん出来てるよ。」


「分かったよ。ありがとう。」

そう言った僕は、制服に着替え階段を降りて行った。


テーブルに並ぶのは、ご飯とお味噌汁と卵焼きだ。

「さすがだね。美味しそう。頂きます。」


どれもが妹の花が作ってくれたご飯だ。

と言うのも、家の父さんと母さんは事故で死に、僕と花しかこの家には、住んでいない。


朝ごはんを食べ終えた僕は、歯磨きをし靴を履いて学校に行く準備をし、


「いってきまーす。」

「気をつけてねー。いってらっしゃーい。」


花に見送られた僕は、学校へ歩いて向かう。

その途中、同じクラスの水島 美咲と出会った。


「おはよ。來崎くん。」

「うん。おはよ。」


彼女は、超絶美人で女子でも男子でも人当たりがいい。

そういうこともあってか、告白されることも日常茶飯事だった。


短い挨拶をかわした僕達は、一緒に学校へ行く。

会話に夢中になっていると、学校が見えてきた。


校門をくぐって下駄箱を通り、自分のクラスへ行く。

前の扉ではなく、後ろの扉から入った。


そして、後ろの角の席で5分ほど座って待つと、担任の

菜々草先生が入ってきてホームルームが始まった。

いつもの光景だった。


けど、ここで予想外のことが起こる。

なんと、クラスの床一面に魔法陣のようなものが描かれていた。


それは発光し、クラス全体を包み込む。

「なんだこれ?」

「落ち着いて下さい!」


クラスメイトが少しパニックに陥る中、來崎奏唄は考え事をしていた。


(これ、異世界転生っぽい!楽しみだなー!!)


そして発光に身体が飲み込まれて行った。


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