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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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リタイア   現在進行 鳥の国  2009年4月

リタイア  現在進行 鳥の国   2009年4月

 

 晴れた日の青空がうれしいですね。まあ、よく雨が続くこと。昨年秋に徹底的にユンボーで掘り返してトラクターをかけた下池は、春先のアシの芽吹きの時期にもう一度トラクターをかければ、その後数年はアシの勢いがおさえられます。1月末から揚水を止め、ポンプを運んで排水し、ようやく泥底が出るようになったところで、雨、雨、雨。アシのコントロールという目的からは、少々遅れてもどうということはないのだけど、あちこちでカエルは卵を産み始めているし、生きものがどんどん動きだすこの時期、トラクターがけや水戻しが遅れるのは少々つらいもの。ま、いずれは晴れる・・・

 野鳥病院ではこのところ粘着剤に貼りついた患者さんが次々に。これまではサラダ油で洗い、そのあと洗剤やシャンプーで油を洗い落としていたのですが、耳寄りな情報が。メイク落としのクレンジングオイルがよいとのこと。さっそく(よくテレビで宣伝している)ダブ・クレンジングフォームというのを買ってきて、試してみました。オイルがポンプの筒口ではきれいに泡になります。なんとなく頼りない洗い心地なのですが、粘着剤や油で手がべたついたりぬるぬるしたりせず、手早く洗うことができます。うん、この調子。洗うのに時間がかからなければ、鳥にも人にも負担が少なくてすみます。それにしても、今年はメジロやウグイスが次々に。いちばん驚いたのは亀戸でねずみとりシートに貼りついたネズミを襲って貼りついてしまったオオコノハズクでした。

 1月なかばからこの方、ほとんど毎週連続で公開講座が続けられてきました。2月28日は佐藤達夫「コアジサシ子育て奮闘記」と「管理作業体験」、翌3月1日は野長瀬雅樹「野鳥病院の紹介」。これでようやく公開講座はひとくぎりなのですが、7日は「船で行く三番瀬観察会」、14日は沖縄・泡瀬干潟の水野隆夫さんのお話。21日はおなじみ高野史郎さんの「街なかの自然観察IN行徳」、28日はいつものボランティアデーと夕暮れ観察会です。カワウコロニー観察会も2回入るし、やっぱり毎週忙しい!4月に入ってからも定例(毎日曜・祝日、第1木曜の平日観察会、第3土曜日の「街なか」、第4土曜日の「ボランティアデー」「夕暮れ」)以外の行事を予定していますので、どうぞお楽しみに。

 2月下旬からずっと食欲不振が続き、3月3日に愛動物病院の先生に往診をしていただいた下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様がなんとその日に2回も吐血しました。翌日、大騒ぎをして動物病院に運び、点滴やら注射やら。そのあとせっせと薬を飲ませています。最初はカプセルから粉薬を出し、錠剤は細かく砕いて好物の牛乳に溶いた上、たっぷり粉末のミルクティーを入れて味やにおいをごまかしました(ものすごく苦いし、においもけっこうきつい)。2回ほどはうまく飲んでくれたのですが、やはり味を覚えて嫌うようになり、大あわて。仕方なく、同じく大好物の「チーズ蒸しパン」に埋めこみ、一口大にしてやってみたところ、難なく食べてくれました。以後は吐血もなく、食欲もだいぶ出てきたので、どうにか危機は脱したようです。下を向く「なでてもよいぞ」サインもようやく見られるようになり、ほっと一息。

 さて、私はこの3月で永年続けた行徳野鳥観察舎勤務をリタイアいたします。と言ってもたぶん週4~5日は(3日は市の非常勤職員として、あとは適当に)顔を出すことになりますし、朝晩のたぬきちの出し入れには通いますので、なんのことはなく大して今と変わりないのですが、気持ちの上では責任がぐっと軽くなる予定。すぐ近くの新居はリフォームも終わり、いつでも引っ越し可。ただしこちらの引っ越し準備がまだ、ぜんぜん。抱えている宿題が終わらないうちに次の宿題が出て・・・4月中には動きたいもの。

 みなさま、ながらくありがとうございました。   



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