猫の動向 2008年12月19日
猫の動向 2008年12月19日
凛とした美しい朝です。葉の落ちた木々、ツグミの声。霜も氷も突き刺すような寒さもないのが少々難ありですけれど、今年もあと10日と少し。
昨夜、首尾よく黒白野良さんの「うんちく」(註 後に「ゆき」と名付けられた地域猫)をわが家に泊めました。夏ごろから出現した愛想のよい若猫で、里親探しをされている方にお願いしようとしたら、「今70匹抱えているので無理。ごく小さい子猫ならなんとか」と断られたもの。その後超不器量なむらむら狸模様(さび猫;赤トラと黒トラのまじった毛色・甲斐もようというのだそうで、白色がないけれど三毛に類しているので原則みんな雌だそうです)、かつガリガリにやせていた若雌(ここではキョンシーと呼んでいた)が我が家の玄関に住みついて断固動かず、それでももらい手がついて、今はレノと名づけられて幸せに過ごしているとのこと)やら、超偉そうな写真うつりのため(子猫なのに愛くるしくもいじらしくも見えない)里親探しサイトに掲載していただいたのに一向にもらい手がつかず、結局我が家の猫軍団に加わった虎千代ぎみとか、その後で出現したりスタッフが拾ってしまったりして、どれもさっさと里親が見つかった子猫たちとか、ともかく猫がやたら出入りして、「うんちく」はなにげなく観察舎周辺にいついてしまいました。火曜日に虎千代ぎみの去勢をお願いした時、うまくつかまったら金曜に「うんちく」も、とお話ししていたもの。今日は午後に鳥類標識調査検討会があるのでお休みをいただいてあります。朝当番を済ませたら、「うんちく」は袋詰めにして動物病院行き。
肝心なお仕事のほうはといえば、ご入院の鳥が多種多様。「○○が来ないねえ」とか「△△が見たいなあ」と口に出したらさいご、その種類の鳥が持ち込まれるのがジンクスになっている野鳥病院です。きわめつけというべきご発言はこの秋にインターンの手島綾子さん。「手術しているところが見たいです」と言ったその日にそのう破裂・胸から足の後ろまで達する大裂傷のヤマシギが持ち込まれ、2時間近い手術の間鳥を保定する羽目に。いつものように「コアホウドリ・ミゾゴイ」と言っていた達夫さんのせいでどちらもが。「オオコノハズクがまだ」と言った私のせいで一昨日はネズミ捕りにくっついたかわいいのが。アオバト・アオバズク・クイナ・オオバン・アマツバメ・重油汚染のカンムリカイツブリ・クロジ等々、まあ次から次へ。回復傾向のものはよいのですが(それに、すぐに死んでしまったものはもうこれ以上心配の余地がないし)、じんわり調子が悪くなってきているカンムリカイツブリなどはたいへん気が重い。




