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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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下池の手入れ   2008年9月7日続き

下池の手入れ   2008年9月7日続き


 竹内ヶ原のお隣の「下池」も、今年は10年ぶりくらいに思いきり全体のヨシを刈り払い、同じくユンボーとトラクターを使う植生コントロール作業を行います。こちらは秋だけではだめで、ヨシが芽吹く2~3月にもう一度トラクターがけをしなくてはなりません。「天の使い」こと上原昌志さん、「天の助け」として復活中の石川一樹さん、お盆休みに毎日来てくださった木下光さんをはじめ、スタッフとボランティアさんたちが一体になって、目標の「刈り」と「草焼却」を今日でほぼ終えました。中央部だけ残して徹底的にヨシを刈った下池では、昔作った「カナヘビ島」や「うらみ島」などが20年ぶりくらいに姿をあらわしています。あの頃いっしょに作業をしていた高校生や中学生たち、今はみんなお父さんやお母さんなんだなあ。


 日中はまだ暑いけれど、あたりはすっかり秋の気配。ススキの穂、クズの花。今日は達夫さんがサンコウチョウの雌雄を見つけています。キビタキやセンダイムシクイも見られ、昨日はキョウジョシギ2羽がご入院。

 一昨日聞いた耳慣れない虫の音は、金森光伸さんから教えていただいたタンボオカメコオロギの特徴とぴったりです。一昨年観察舎で買った大きな直翅目の図鑑、CDがついていたかなあ。

 餌場脇に大きく育ったトウネズミモチを3本切ってもらいました。視野が大きく開けてなかなかよい感じ。トウネズミモチも花に蝶が来たり、実にヒヨドリやツグミが集まったりするのですが、観察台から水面が見えないのは困ります。お客様からもまったく苦情は出ませんでしたし、しげみが減って少しは遠慮するかと思った餌場のこだぬきたちも、相変わらず暗くなると平気で出てきます。

 9月に入ったとたんに週に2~3校ずつ小学生の施設見学。「ふれあいタヌキコーナー」で呼び出されてはみんなになでていただくたぬきちは至ってご満悦。小学生に囲まれて、ほめられたり、なでられたりするのがともかく大好き。犬みたいに尻尾を振ることができたらきっとちぎれるほど振りっぱなしに違いありません。「さぎどまり」にたいていサギがいるおかげで、望遠鏡で見てもらう鳥にも不足なし。

 今日になって悲しいできごとが2つ。標識足環をつけて観察会の時に放鳥したばかりのオナガの若鳥のうち1羽がどうやら芝生で猫にとられたらしいこと、また田尻の市川中央自動車教習所から持ちこまれたみごとなダイサギの若鳥を、両足骨折のためやむなく安楽死処分したこと。前回の安楽死は昨年10月、やはり両足骨折のアオサギで、嘉彪がやっています。今回は達夫さんが初めて薬剤注射を。嘉彪からの引継ぎがこれでようやくひととおり終わったような気がします。

 さて、下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様はそこそこご機嫌うるわしく、昨日はスイカ、今日は桃を喜んで平らげました。ジツは特売でマスカットを買ってあります。ブドウ大好きなおしん様、どんな顔をするかなあ。では。


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