植生コントロール終盤 2008年9月7日
植生コントロール終盤 2008年9月7日
長雨の後のこげつくような日照り。過去10年来なかったような青潮による魚の大量死が見られた8月末(24日ごろから。28日には江戸川放水路で岸辺が死魚で白くなっており、29日は行徳の街なかでも青潮の腐臭が漂っていた)でしたが、水門操作のおかげもあって、保護区内では大きな被害はなくてすみました。8月31日朝から翌日にかけて、大雨のために放水路のローリングダムが開けられ、魚の死体も流されて臭気も消えました。
晴天のおかげで、目下干上げと植生コントロール作業(重機がけ)を続けている竹内ヶ原もようやく「長いトンネルの先の光」が見えてきたようです。ユンボーによる掘り返し作業は残すところあと1000㎡ほど。ただし、掘り返した後の踏み固めが難航しています。暑さのせいもあって、重機がすぐにオーバーヒートしてしまうこと(特に踏み固め時)、そしてしっかり降ってくれた雨の影響で、湿地仕様の三角形のキャタピラさえはまりこみそうになる粘土質の泥。踏み固めができないと、これに続くトラクターがけができなくなります。うーん。先刻降ったくらいの雨量ならしのげるのだけど、あと1週間晴れてくれないかなあ。
もっとも、早い時期にトラクターがけを終えたあたりは、コウキヤガラやフトイが青々と生えています。草丈も1m近くに伸びているありさま「ほんとうはあと1回トラクターがけをしたいんだけど」 水溜りが続くこのあたり、よほど干照りが続かないと無理そう。
ためしに海水を入れてみようかと思っていたナガエツルノゲイトウのコントロールは、根ごと移植したトロ箱に海水をかける実験の結果、弱りこそしても、根絶には程遠いことがわかりました。じゅうたんのように地表近くに広がる根や茎は、上を覆うヒメガマやヨシが刈られると、大喜びでぐんぐん育つようです。1本だけとって海水につけたものはさっさと枯れてくれたのですけれど、どうしたものか。どうしようもなさそうな気がしてきました。下池に重機を入れる時は、泥をぜんぶ洗い落として、ナガエどもを持ちこまないようにしなくては。




