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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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軽ダンプ登場   2008年8月8日続き

軽ダンプ登場   2008年8月8日続き


 「草抜き中毒」という新たなるスタッフやボランティア限定の中毒症状まで生み出してしまったコウキヤガラとのいくさがまだ決着にほど遠いうちに、更に次なる強敵がのさばってきました。特定外来生物であるナガエツルノゲイトウ。これの処分という名目で刈った草を焼却することが可能になり、何トンもの刈り草を運び出さなくてもよくなったわけなのですが、こればかりは刈り取っても耕してもわずかな茎や根から復活してきます。これまでやってきた地下茎対策重視のコントロール作業ではどうにも歯が立ちません。

 もう仕方ないから、ぜんぶの作業を終えた後、海水をポンプアップしてみようかという相談をしています。純然たる淡水の生物にとってはおよそご迷惑な話なのですが、海水を入れることでナガエツルノゲイトウの勢いをそぐことができるのなら、やむを得ないのではないだろうか。どのみち作業を終えるまでは最短でも半月近くかかります。その間にじっくり考えようということで。


4日、軽ダンプのヨシゴイ号(44-51のナンバー)が到着。嘉彪遺贈です。その日から、長年働いてくれた軽トラックはご用済み。カーポートに新車がおさまり、先輩の軽トラックが出されているのはなんだか切ない。軽トラさん、ありがとう。お世話になりました。

 観察舎は夏休み利用の学校インターンの皆さんや、友の会の第4期インターンさんたち、友の会インターンに応募され、人数オーバーで選に洩れたかわりに夏休み短期インターンに来られることになった高校一年生さん等で毎日にぎやか。特に学校インターンの女性陣はつぶぞろい。毎日連続で来られるということもあって、あっという間に仕事を覚え、3,4日目からはりっぱな戦力になってくださっています。もっとも毎日提出していただくノートも気合が入った内容なので、コメント書きがしんどいこと。

 餌場のこだぬき、毎日のように見られます。なんと最大で7頭いたとのこと。ひと腹のきょうだいなのでしょうか。親は姿を見せないのですが、薄暗くなってきたころにはこだぬきだらけになっています。観察舎の視野をふさぐ形で伸びた餌場横のトウネズミモチを間もなく伐採することになっているので、多少は出現が控えられるかも。

 繁殖を終えたサギ類が池に群れるようになりました。カワウの繁殖はようやく最終段階。まだ飛べないヒナが残る巣が2、3ありますが、日中はコロニーに残る鳥はわずか。干潟に群れて暑そうにのどをふるわせています。シギはさっぱりですが、時々アオアシシギの澄んだ声がひびくのがうれしい。

 さて、下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様。毎日太長いしっぽをケージの桟からひっぱり出して水洗いしてやります。とてもいやがるのですが、その後でしっぽの水をていねいになめるのが楽しみになってきたもよう。このごろマクドナルドのメニューにメロンパンが加わったおかげで、フジパンの工場からいただいてくる廃パンの中にメロンパンがまじることがあります。1個まるまるもらえるおしんさま、満足そう。では。


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