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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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引っ越しを終えて   2007年12月5日

引っ越しを終えて   2007年12月5日


 ボルネオ遠征組も無事帰還し業務復帰。なんでも思いきり降雨だったそうで、マレーシア空港のみが晴天だったとやら。トムヤムクンのインスタントラーメンやら、各種のスナック・甘味類のおみやげで4日夕刻は新事務室のテーブルがいっぱいになっていました。雨でもとても楽しかったそうで、野長瀬にいさんが報告を書いてくれるはず。私はお仕事ニュースを手短に。

 蓮尾家裏の竹やぶに、ここ半月以上、ムクドリ数百羽の塒ができています。夕方にぎやかに騒ぐ以外は静かなもの。ここで塒をとってくれる分には、あまりトラブルにはならずに済むはず。例年オオタカなどの脅威で長続きしないのですが、今年はどうなることやら。

 12月3日からアスベスト除去工事のための仮囲い設置がスタート。たぬきちが工事関係者に食いつかないよう、仮囲いの設置位置に届かないようにストッパーを取り付けました。これまでせんたくもの干し場としてとても気に入っていたらせん階段上の手すりも使えなくなるので、(仮)治療室のはり等を利用して物干し場を確保。脚立を使って室内干し。まあなんとか行きそう。

 いちばん悩んだのは、「クロ」と「トラ」の「観察舎猫」さんたちの行き場

所。これまで「猫ハウス」が置いてあったポーチも入れなくなるため、観察舎裏の貯水タンクの下に猫ハウスを移動しようと考えていました。少しずつ箱を移動するつもりだったのですが、貯水タンクも工事用の仮囲いの中になってしまうとのこと。やむなく猫ハウスを堤防下の樹木の下に移しました。彼らが納得してくれるかどうかはわからないのですけれど。

 毎週土日に本やお弁当持参で観察舎ポーチで終日猫と過ごしておられた神谷聡さん。大網に引っ越される、ついては猫たちも連れて行くつもり、とのお話をついこの日曜にうかがいました。さみしくなるけれど、猫たちにとってはとてもよいお話かも。愛動物病院からいただいたペットケージを差し上げるつもりで、半月くらいはケージで飼われたほうがいいですよ、と。

 お引越しがきっちり一段落し、ボルネオ遠征組が出発した日は、なぜか断翼のダイサギ、足首の骨を切って保定のオオバン、個室収容のセグロカモメ2羽が血まみれ、と一日中手術や手当てにばたばたしていました。「新」治療室をしっかり手術室に使いましたよ。少々薄暗いのが難点ですが、まあこれもなんとか。

「新」治療室のいちばん困るところは照明ではなく、いったん鳥が逃げたら捕らえようがないというところ。4日の朝、メジロを逃がしてしまいました。びゅんびゅん飛びまわって、結局そのまま隙間から逃亡したとのこと。

 4日は私は朝当番だけこなして(メジロを逃がして)休日。オオコノハズクがご入院とのこと。今年の春、飼っていた方がお亡くなりになったということでこちらに入所していた「オオコノハズクまがい」の小型フクロウ、新しく入ったほんもののオオコノハズクと並べて見ると、どうも違うなあ、と。さて、何という種類なんでしょうねえ。困ったなあ。

 紅葉がきれいです。さぎどまりは草紅葉できれいに緑・赤・黄色に染め分け。見た限りではイネ科の同じ種類のようなのですけれど。私は休日で埼玉から文京区のあたりを移動していましたが、ほんとうに今年は紅葉がきれい。護国寺のイチョウやカエデ、桜そのほかの色鮮やかな赤や黄色にうっとりしていました。

 さて、下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様はまあまあフレンドリーに。いつもどおり鼻面を隠す「くるしゅうない、なでてもよいぞ」ポーズの時は、思いっきりうなじや鼻筋をなでまくっています。いちおう冬毛でふかふかしているし、暖房のおかげで肉球もぽかぽか。やっぱりお嬢様はかわいいなあ。では。



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