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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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アスベスト引っ越し   2007年11月23日

アスベスト引っ越し   2007年11月23日

 ようやく「新・事務室(旧・傷病鳥舎治療室)」でミーティングも、手術(縫合だけですが)も、お茶も、来客の接待も、パソコン入力も、ぜんぶやりました!コピー機もfaxも使ったのではないかな。長いつらい道のりでしたよっ。

今の様子を見ていただく分には、かなり手狭だけれど、まあそこそこの職場環境に見えるのではないかな。旧治療室の名残は古い冷凍庫(現役)だけ。邪魔っけなのですが、動かすとばらけて再起不能になりそうで、お残りいただくことに。

 「新・治療室」こと旧物置は、これまで治療室で長年くらしていたツバメたちをはじめ、入所後間もない手がかかる連中のほか、冷凍庫と冷蔵庫、机2つと餌入れ箱、タオル用の引き出しケースが入りました。更にカーテンで仕切った一角が更衣室。ロッカー2つと衣装箱ほかが入っています。夜も暖房する必要があるので、オイルヒーターとペット用のパネルヒーターそのほかを入れました(でも寒いです)。いちばん不便なのは水道と流しがないこと。小さいバケツをいくつか置いて、捨て水用、ゆすぎ兼消毒用、消毒液、清水用に。

 ありがたいことに、収穫した稲藁や干草を入れるための仮置き場を神野孝四郎さんが作ってくださいました。2年前、400袋以上を搬入して部屋全体にぎっしり詰めこんだおがくずは、残りが80袋になっていました。治療室の鳥もずいぶん少なくなっていたので、今回のややこしいお引越しが可能になったというわけ。

 もともとは物置ですから、暗くて寒い現況。でも引越し前日に電気屋さんが全体チェック、配線や照明器具を交換。引越し当日に市役所でヒーターや湯沸しポット等を購入。先週の治療室移動から1週間が過ぎて、まだ改良の余地は多々あるものの、ようやくどこに何があるか、見当がついてきました。

 21日のお引越し当日はみごとな晴天。8時半すぎから15時くらいで搬出は無事に終了。ぜんぶのロッカーや本棚は空にした上、残したいくつかを除き、当面不要な荷物を置かせていただく江戸川広域下水処理場に搬出してあります。処理場への搬入を見てくれていた山口まこちゃんによれば、とても広い自家発電棟の床、3分の1くらいがいっぱいになってしまったとのこと。

 観察舎本体がきれいに空になったかというと、あとちょっと。奥の奥から出てきた写真パネルや地図等、選別するものがひとやま。開け忘れた戸棚が2箇所。階段下のベニヤ板数枚。明日発送の「すずがも通信」。トイレットペーパー。清掃用具。+α。あとちょっと、あとちょっと。最終便の荷物は26日月曜の午後、処理場に搬入予定。もしかすると1箱くらいは持ちかえってくるかもしれません。

 27日火曜の午後、工事開始の打合せ。夜は自治会への説明会。仮設事務所の設置がいつになるのか、わかりませんが、まあなんとか、楽しく仲良くすごすつもり。ともかく、年末の大掃除はしなくて済むわけですし。 

 22日午後、瀬戸山さんとインターンの河村久美さんが「NPO資金調達のコ

ツ」という講座に出てくださいました。河村さん、レポートよろしく。同じ時間帯、2、3階の掃き掃除をしていて、鈴が浦の竹ざおに並ぶカワウのうち、「左足青リング・右足青コイル+ナンバーリング」という若鳥を見つけました。悔しいことにずっと正面を向いていて、番号はまったく読めませんでした。琵琶湖方面のものでしょうか。番号が見たくてずいぶん気にしていたのに、残念。

 これだけの大騒動のあげく、建物のリニューアルはぜんぜんないわけですが、4月のオープニングくらいはせめて多少は工夫してみたいもの(すごく忙しい時期なんですが)。落ちついたら,少しは夢のある企画をやりたいなあ。

 さて、下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様も、引越し騒ぎでそうとうお疲れになったみたいです。見たいと言われたお客様にきれいなお顔を見てもらいたくて、ケージの目隠しをはずしたり、入口をあけても爆睡のまま!ふだんならびくっと起きて怒るところなのに。とうとうなでまくって起こしてしまいました。新環境にだいぶ慣れて落ちついたというところでしょうか。では。


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